もく‐ぎょ【木魚】
1 読経のときにたたいて鳴らす木製の仏具。丸くて中空で、表に魚鱗(ぎょりん)を彫刻してある。布などで先端を包んだ棒で打つ。 2 禅寺で庫裏(くり)につるし、食事時に打ち鳴らした魚形の木の板。
もち‐ざお【黐竿】
小鳥や昆虫を捕らえるために、先端にとりもちをつけた竹竿。
もの‐うち【物打ち】
太刀(たち)などで物を切るとき、その物に触れて、最もよく切れる部分。先端から10センチほどの部分。切っ先三寸。ものうちどころ。
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】
シロチョウ科のチョウ。最も普通にみられるチョウで、翅(はね)の開張5、6センチ。翅は白色で、前翅の先端が黒く、前翅に二点、後ろ翅の前縁に一点の黒紋がある。幼虫は菜の青虫・菜種虫などとよばれ、キャ...
モーニントン‐はんとう【モーニントン半島】
《Mornington Peninsula》オーストラリア、ビクトリア州の州都メルボルンの南東部にある半島。ポートフィリップ湾の東側に位置する。ワイナリー、温泉、ゴルフコースなどがあり、メルボル...
やき‐ふで【焼(き)筆】
柳などで作った棒の先端を焼いて消し炭状にしたもの。日本画で、下絵を描くのに用いる。土筆(どひつ)。
や‐げん【薬研】
1 漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い舟形で、中央がV字形にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。くすりおろし。...
やご【水蠆】
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。直腸の変化した気管鰓(えら)で呼吸するが、イトトンボ類では尾...
や‐じり【鏃/矢尻】
1 矢の先端につけ、射当てたとき突き刺さる部分。普通は鉄製であるが、古くは石・骨・銅なども用いられた。矢の根。 2 矢を射当てる技量。「小藤太が—の細かさ、これ見給へ」〈浄・虎が磨〉
やた‐がらす【八咫烏】
1 日本神話で、神武天皇の東征のとき、熊野から大和へ入る山中を導くため天照大神(あまてらすおおみかみ)から遣わされた烏。新撰姓氏録は、鴨県主(かものあがたぬし)の祖である賀茂建角身命(かもたけつ...