ねつ‐かいり【熱解離】
温度の上昇によって起こる解離。塩化アンモニウムを加熱するとアンモニアと塩化水素に可逆的に分解するなど。
ねつ‐かそせい【熱可塑性】
常温では変形しにくいが、加熱すると軟化して成形しやすくなり、冷やすと再び固くなる性質。プラスチックの性質の一。
ねつ‐しょうじ【熱消磁】
熱により磁性体の磁化を消し去ること。キュリー温度以上の温度に加熱することで消磁できる。
ねつルミネセンス‐せんりょうけい【熱ルミネセンス線量計】
放射線を計測する線量計の一種。放射線の刺激を受けた蛍光体を加熱すると、光を放射する熱ルミネセンスという現象を利用する。放射線の吸収量が発光量にほぼ比例するため、線量を測定することができる。蛍光体...
ねんけつ‐たん【粘結炭】
加熱すると一部が溶融し、ガス・タールなどを発生したのち多孔質の硬いコークスとなる石炭。製鉄に用いる。
バイオコークス【biocoke】
植物性廃棄物などを再利用してつくられる石炭のコークスの代替燃料。間伐材、製材廃材、食品加工の廃棄物を20メガパスカルで圧縮し、セ氏180度程度で加熱することで得られる。従来のバイオマス燃料に比べ...
バイヤー‐ほう【バイヤー法】
ボーキサイトから純度の高い酸化アルミニウム(アルミナ)を製造する方法。ボーキサイトを水酸化ナトリウムの熱溶液で処理して、不純物を濾過したのちに冷却する。沈殿した水酸化アルミニウムを加熱することで...
火(ひ)に掛(か)・ける
鍋などを火の上に置いて加熱する。「やかんを—・ける」
火(ひ)を入(い)・れる
1 かまどやストーブなどに火を付ける。また、そうして部屋を暖める。「暖炉に—・れる」「客間に—・れる」 2 火力発電所や溶鉱炉などに点火して、操業を開始する。 3 食品などを火で加熱する。「カレ...
ヒート‐アップ【heat up】
[名](スル)加熱すること。「値引き競争が—する」