ピルビン‐さん【ピルビン酸】
《pyruvic acid》有機酸の一。酢酸臭のある無色の液体。ぶどう酸か酒石酸を硫酸水素カリウムとともに加熱すると得られる。生体内に広く存在し、物質代謝の中間産物。解糖によって生じ、無酸素状態...
ふう‐ろ【風炉】
1 小さい試金用坩堝(るつぼ)を加熱するための炉。 2 ⇒ふろ(風炉)
ふくしゃ‐かねつ【輻射加熱】
加熱源が放射する赤外線によって被加熱物を加熱すること。放射加熱。
フタル‐さん【フタル酸】
《phthalic acid》芳香族カルボン酸の一。オルトキシレンやナフタレンを熱分解して作られる無色の結晶。加熱すると無水フタル酸が得られ、可塑剤・合成樹脂・染料などの原料にする。化学式C6H...
ふっ‐せき【沸石】
1 カルシウム・ナトリウム・アルミニウムなどの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物。塩基性火山岩中などに産し、組成は長石類に似る。加熱すると水を放出し、すきまのある結晶となる。ゼオライト。 2 ⇒沸騰石
ベータ‐でんぷん【β澱粉/ベータ澱粉】
天然のままの結晶性でんぷん。消化されにくい。加熱するとα(アルファ)でんぷんになる。
ボツリヌス‐どくそ【ボツリヌス毒素】
ボツリヌス菌が産生する外毒素。食中毒を引き起こすボツリヌス症の原因となる。極めて毒性が高いが、100度以上で10分間加熱すると毒性を失う。毒素を精製した製剤によるボトックス注射が痙攣の治療などに...
メタアルデヒド【metaldehyde】
アセトアルデヒドの重合体。無色の針状結晶。水に不溶。セ氏80度以上に加熱すると、昇華してアセトアルデヒドに分解する。固形燃料や、ナメクジ・カタツムリの駆除剤として使用される。分子式C8H16O4...
やき‐もどし【焼(き)戻し】
[名](スル)焼き入れをした金属を、焼き入れ温度より低い温度で再加熱する操作。鋼を粘り強くするために行うが、高速度鋼などでは硬度が増す。
ゆ‐よく【油浴】
植物油を熱し、これに金属などを入れて間接的に加熱すること。