のっぺら‐ぼう
[名・形動]《「のっぺらぽう」とも》 1 一面に平らで凹凸がないこと。なんの変化もないこと。また、そのさま。「—な(の)顔」「—でだだっぴろい土地」 2 顔に目・鼻・口のない化け物。
の‐つ‐ち【野槌】
《「のづち」とも》 1 《野の霊(ち)の意》野の神。「次に草の祖(おや)草野姫(かやのひめ)を生む。亦は—と名づく」〈神代紀・上〉 2 野にすむマムシ・サソリの類。〈名義抄〉 3 化け物の一種。...
ばけ【化け】
1 化けること。化けたようす。「—の皮」 2 化け物。お化け。「むじな、猫又など、月に一度ずつ会合して—の云ひ合はせあり」〈黄・親敵討腹鞁〉 3 だますこと。あざむくこと。「またすぐ—を言ふわい...
ばけもの‐え【化け物絵】
化け物の姿を描いた絵。
ばけもの‐やしき【化け物屋敷】
化け物が出るといわれている屋敷。おばけ屋敷。
ひゃく‐ものがたり【百物語】
夜、数人が集まって順番に怪談を語り合う遊び。ろうそくを100本立てておいて、1話終わるごとに1本ずつ消していき、100番目が終わって真っ暗になったとき、化け物が現れるとされたもの。《季 夏》「—...
ひゃっき‐やこう【百鬼夜行】
1 いろいろの化け物が夜中に列をなして出歩くこと。ひゃっきやぎょう。 2 得体の知れない人々が奇怪な振る舞いをすること。ひゃっきやぎょう。「—の政財界」
ふな‐ま【船間/舟間】
1 船の入港のとだえている間。「地獄もっての外の不景気にて、弘誓(ぐぜい)の船の—なり」〈洒・和漢同詠道行〉 2 船の入港がとだえて物品が入らないこと。物資が欠乏すること。「野暮(やぼ)と化け物...
へん‐げ【変化】
[名](スル) 1 神仏などが本来の形を変えて種々の姿を現すこと。また、その現れたもの。権化(ごんげ)。 2 動物などが姿を変えて現れること。また、そのもの。化け物。「妖怪(ようかい)—」 3 ...
ま【魔】
[常用漢字] [音]マ(呉) 1 人をまどわし、災いをもたらすもの。化け物。「魔手/色魔・睡魔・白魔・病魔・夢魔・妖魔(ようま)」 2 人を物事に熱中させるもの。「詩魔」 3 不思議な術。「魔法...