ミナス‐ゆでん【ミナス油田】
《Minas field》インドネシア、スマトラ島中部にある油田。リアウ州の州都プカンバルの北約20キロメートルに位置する。東南アジア最大級の埋蔵量・生産量を誇る。第二次大戦中に日本軍が発見。1...
み‐ふくらぎ
キョウチクトウ科の常緑小高木。キョウチクトウに似た五裂する筒型の白い花をつける。インド半島・東南アジア・琉球諸島などに分布。種子や乳液に毒があり、殺鼠剤(さっそざい)などに用いられる。名称は、触...
めがね‐ざる【眼鏡猿】
霊長目メガネザル科の哺乳類の総称。森林にすむ原始的なサルで、体長10〜15センチ、尾長15〜25センチ。夜行性で、目が極端に丸く大きく、首がよく回る。指先に吸盤があり、枝から枝へ跳び移って昆虫な...
メコン‐がわ【メコン川】
《Mekong》東南アジア最大の川。チベット高原に源を発して南流し、中国南部、タイ・ラオス国境、カンボジアを貫流、ベトナム南部で南シナ海に注ぐ。長さ4425キロ。下流に大三角州のメコンデルタを形...
めぼそ‐むしくい【目細虫食】
スズメ目ムシクイ科の鳥。全長13センチくらい。上面は暗緑色、下面は淡黄色。眉斑(びはん)は細めで黄白色。日本では夏鳥で、亜高山帯で繁殖し、大きな声でチョリチョリとさえずる。冬は東南アジアへ渡る。
モラトゥワ【Moratuwa】
スリランカ南西部の都市。コロンボの南郊に位置し、インド洋およびボルゴダ湖に面する。英国統治時代にココヤシのプランテーションがつくられ、現在は工業地帯となっている。南アジア有数の工科大学がある。
モンクメール‐ごぞく【モンクメール語族】
《Mon-Khmer》南アジア語族に含まれる語族。東南アジアに分布し、カンボジアのクメール語(カンボジア語)など100近い言語を含む。
もんごう‐いか【紋甲烏賊】
1 カミナリイカの市場名。特有の斑紋がある。 2 コウイカ科のヨーロッパコウイカ・トラフコウイカの市場名。前者はヨーロッパ・アフリカ沿岸に、後者は東南アジアからインド洋にかけて産し、背面に虎斑(...
モンスーン【monsoon】
1 季節風のこと。本来はアラビア海で半年交代で向きの変わる風をさし、季節の意のアラビア語が語源。 2 インドや東南アジアで、夏の季節風による雨季、または、雨季に降る雨。
モンスーン‐トラフ【monsoon trough】
南北に季節移動する熱帯収束帯。数週間から数か月にわたって停滞し、インドや東南アジアなどでモンスーンをもたらす。