か‐けい【花茎】
地下茎や根から直接出て、ほとんど葉をつけず、花をつける茎。チューリップ・タンポポなど。
かたくり‐こ【片栗粉】
カタクリの地下茎から作られる白色のでんぷん。料理や菓子材料などに用いる。現在、多くはジャガイモのでんぷんで代用。
きく‐いも【菊芋】
キク科の多年草。高さ1.5〜3メートル。茎・葉に粗い毛がある。葉は長楕円形。秋、黄色の大きな頭状花を開く。地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にする。北アメリカの原産...
きつね‐の‐かみそり【狐の剃刀】
ヒガンバナ科の多年草。山野に生え、高さ約40センチ。地下茎はラッキョウ形。春、線形の葉を出す。夏、葉の枯れたのちに花茎を伸ばし、黄赤色の6弁花を数個開く。有毒。
きゅう‐けい【球茎】
地下茎の一。でんぷんなどの養分を蓄え、球形に肥大したもの。その頂端から新しい芽を出す。グラジオラス・サトイモ・クワイなどにみられる。
きゅう‐こん【球根】
植物で、球状または塊状の地下茎や根。栄養分を蓄えて多肉になったもので、栄養繁殖をする。スイセンの鱗茎(りんけい)、サフランの球茎、シクラメンの塊茎、ショウブの根茎、ダリアの塊根など。
くき【茎】
高等植物で、葉・根とともに植物を構成する基本器官。先端に生長点があり、内部に維管束をもつ。地下茎・蔓(つる)・とげなどになるものもある。性質により草本(そうほん)と木本(もくほん)とに分けられる。
けい【茎〔莖〕】
[常用漢字] [音]ケイ(慣) [訓]くき 〈ケイ〉 1 植物のくき。「花茎・塊茎・球茎・根茎・地下茎」 2 男根。「陰茎・包茎」
〈くき(ぐき)〉「歯茎・水茎」 [難読]芋茎(ずいき)
こうや‐の‐まんねんぐさ【高野の万年草】
コウヤノマンネングサ科の蘚(せん)類。横にはう地下茎から直立茎を出し、その先に枝を羽状に出す。高野山では乾燥させたものをお守りにする。こうやのまんねんごけ。
こん‐けい【根茎】
1 根と茎。 2 地下茎の一。根に似て地中をはい、節から根や芽を出す。ハス・タケなどにみられる。