か‐げ【鹿毛】
馬の毛色の名。体は鹿に似た褐色で、たてがみ・尾、足の下部などが黒い。
か‐げつ【箇月/個月】
[接尾]助数詞。月数を数えるのに用いる。「数—」「三—間(かん)」 [補説]「カ月」「ヶ月」などとも書く。
かげ‐ねずみ【鹿毛鼠】
ネズミ科ハタネズミ亜科の哺乳類。体長9センチ、尾長4センチくらいで、体は栗色。関東・中部地方に分布し、森林などにすみ、草食性。
かげろ・う
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》 1 姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉 2 光がほのめく。ひ...
かげろう【蜉蝣/蜻蛉】
1 《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2、3本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空...
か‐げん【加減】
[名](スル) 1 加えることと減らすこと。数学で、加法と減法。 2 適度に調節すること。程よくすること。「暖房を—する」「—して採点する」 3 物事の状態・程度。物のぐあい。「風の—で波の音...
か‐こ【鉸具】
1 革帯などの留め金具。革緒の端を通す鉸具頭(かこがしら)という鐶(かん)と、革緒の穴に通す刺鉄(さすが)とからなる。帯・甲冑(かっちゅう)などに用いる。尾錠(びじょう)。かく。 2 馬具の部分...
かこ‐じもの【鹿児じもの】
《「じもの」は接尾語》鹿の子のように。鹿の子は1年に1回、1頭だけ生まれるところから、あとに「ひとり」「ひとり子」などを伴う修飾句として用いられる。「—ただひとりして朝戸出のかなしき吾(あ)が子...
かささぎ【鵲】
カラス科の鳥。全長約45センチ。尾が長く、肩と腹が白く、ほかは緑色光沢のある黒色。雑食性。ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布。日本では佐賀平野を中心に九州北西部にだけみられ、人里近くにすむ。天...
かさね【重ね/襲】
[名] 1 重ねること。また、重ねたもの。 2 衣服を重ねて着ること。また、その衣服。重ね着。 3 (襲)平安時代、袍(ほう)の下に重ねて着た衣服。下襲(したがさね)。 4 (襲)襲(かさね)...