おび‐じめ【帯締(め)】
女帯を結んだとき、解けないように帯の上から締める丸ぐけ・組紐など。お太鼓の内側を通して前面で結ぶ。組紐の両端につけた金具で留めるものはふつう帯留めという。
おび‐じょう【帯状】
帯を広げたような形状。
おびじょう‐こうきあつ【帯状高気圧】
東西方向に帯状に広がった高気圧。日本では春や秋に多く、低気圧が日本の北側や南側を通過するため、晴天が続く。
おび‐てつ【帯鉄】
帯状やテープ状に長く薄く圧延した鉄。
おび‐とき【帯解き】
着物の付けひもをとって、初めて普通の帯を締める祝い。中世末ごろから男女とも5歳、のちに女児7歳の11月吉日に行った。江戸中期ごろから11月15日の七五三に移行した。ひもとき。おびなおし。《季 冬...
おびとき‐すがた【帯解き姿】
帯を解いたままのだらしのない姿。
おび‐とり【帯取り】
太刀の鞘(さや)の足金物(あしかなもの)と、腰に巻く佩(は)き緒(お)とをつなぐひも。飾り太刀・細太刀は紫革または藍革、野太刀は燻(ふす)べ革・白革などを用いる。
おびとり‐の‐お【帯取りの緒】
中世以降、佩(は)き緒(お)の異称。
おび‐ど【帯戸】
帯桟のついている戸。帯桟戸(おびざんど)。
おび‐どめ【帯留(め)】
1 帯締めの、結ばないで貴金属製などの金具で留めるもの。また、その金具。また、平打ちのひもに通して帯の前面につける、さんご・めのう・宝石などの飾り。 2 刀を抜いたとき、鞘(さや)を帯に留めるた...