しん‐じ【心地/芯地】
帯や洋服の襟などの芯にする布地。麻芯・毛芯・接着芯など多種ある。
しん‐ち【心地】
⇒しんじ(心地)
すみ‐ごこち【住(み)心地】
住んでいるときの気分。住んでみた感じ。「—のいい町」
すわり‐ごこち【座り心地】
座ったり腰掛けたりしたときの心持ち。また、ある地位などについたときの気分。「—のいいポスト」
たび‐ごこち【旅心地】
「旅心」に同じ。「旅衣七日余りの足を—に移す」〈漱石・虞美人草〉
ちゅうしん‐ち【中心地】
中心となる重要な場所。「経済の—」
天(てん)にも昇(のぼ)る心地(ここち)
非常にうれしい気持ちのたとえ。
なに‐ごこち【何心地】
1 どんな気持ち。なにごころ。「かかる繁き中に、—して過ぐし給ふらむ」〈源・蓬生〉 2 どんな病気。「—にかあらむ、そこはかとなくいと苦しけれど」〈かげろふ・中〉
波(なみ)にも磯(いそ)にもつかぬ心地(ここち)
どっちつかずの、落ち着かない気持ち。「なまじいに一門には離れ給ひぬ、—ぞせられける」〈平家・七〉
ぬるみ‐ごこち【温み心地】
病気のため体温が高くなって不快であること。「—わづらひて参らず」〈讃岐典侍日記・上〉