や‐ぐら【櫓/矢倉】
1 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。 2 城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察や射撃のための高楼。 3 ㋐木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物。「火の見—」 ㋑祭礼・盆踊り...
や‐はず【矢筈】
1 矢の末端の弓の弦(つる)を受ける部分。矢柄を直接筈形に削ったものと、竹・木・金属などで作って差したものとがある。 2 模様の名。また、紋所の名。1の形を図案化したもの。 3 竹や棒の先が二股...
やま‐かけ【山掛(け)】
1 マグロの角切りなどに、すりおろしたヤマノイモを掛けた料理。 2 「山掛け豆腐」の略。 3 山8㋑を掛けること。当て推量。「—がずばり的中する」
やま‐だい【山台】
1 歌舞伎の大道具の一。役者が舞台上で腰掛けるのに使う高さ1尺4寸(約42センチ)くらいの台。 2 歌舞伎の大道具の一。常磐津(ときわず)節・清元節などの浄瑠璃連中が出語りのときに座る台。また、...
山(やま)を張(は)・る
「山を掛ける」に同じ。「—・って打席に立つ」
やみ‐うち【闇討ち】
[名](スル)闇にまぎれて人を襲うこと。また転じて、不意を襲うこと。不意打ち。「—に遭う」「—を掛ける」「—を食わせる」
ゆきちがい‐ざま【行(き)違い様】
行きちがおうとする時。すれちがいざま。「—に声を掛ける」
ゆさ‐ぶ・る【揺さ振る】
[動ラ五(四)] 1 ゆさゆさとゆり動かす。ゆすぶる。「—・って目覚めさせる」 2 意図的に何かを仕掛けて動揺させる。また、強く感動する。「汚職問題で政府を—・る」「その一言で心が—・られる」...
よう【用】
1 必要にこたえる働きのあること。役に立つこと。また、使い道。用途。「—をなさない」「—のなくなった子供服」 2 なすべき仕事。用事。「—を言いつけられる」「急ぎの—で出掛ける」「君に—はない」...
よ‐ぎ【夜着】
寝るときに上に掛ける夜具。特に、着物の形をした大形の掛け布団。かいまき。《季 冬》