ちま・う
[連語]《接続助詞「て」に動詞「しまう」の付いた「てしまう」の音変化》「しまう6」に同じ。「忘れ—・う」「取っ—・った」「捨て—・え」→ちゃう
つうじ‐て【通じて】
[連語]《動詞「つう(通)ずる」の連用形+接続助詞「て」》全体をとおしてみると。「一年を—雨が少ない」「インターネットを—知れわたる」→通ずる6
つつしん‐で【謹んで】
[副]《動詞「つつしむ」の連用形に接続助詞「て」の付いた「つつしみて」の音変化》敬意を表してうやうやしく物事をするさま。かしこまって。「—お受けいたします」「—新年の御挨拶を申し上げます」
つつ‐も
[連語]《接続助詞「つつ」+係助詞「も」》 1 「つつ」を強めた言い方。…しながら。「働き—学ぶ」 2 …にもかかわらず。「努力しなければならないと知り—ついなまけてしまう」
て‐あ・る
[連語]《接続助詞「て」に補助動詞「ある」の付いたもの》 1 動作・作用の結果が続いていることを表す。「戸が開け—・る」 2 動作・作用が存続中であることを表す。…ている。「久しく雨ふり—・るか...
て‐から
[連語]《接続助詞「て」+準体助詞「から」。近世以降の語》動詞の連用形に付いて、全体で接続助詞のように用いる。 1 …から後。…以降。「相手に会っ—考えを決める」 2 …たとしても。…たところで...
てから‐が
[連語]《「が」は接続助詞。近世以降の語》…ても。…たところで。「地の人ならねば跡を引かれ—、たかが知れてあると」〈浮・禁短気・五〉
てから‐に
[連語]《「に」は接続助詞。近世以降の語》倒置法または言いさした形で文末に用いられ、不満・不快の意を込める。…たりして。「年寄りの癖に出しゃばっ—」〈滑・浮世風呂・二〉
て‐こそ
[連語]《接続助詞「て」+係助詞「こそ」》 1 文中に用いて「て」の受ける部分を強調する。文語文では「こそ」のかかっていく述語を已然形で結ぶ。「義務を遂行し—、権利を主張できる」「身を捨て—浮か...
てさ
[終助]《接続助詞「て」+終助詞「さ」から》形容詞の連用形に付く。上の事柄を強く反駁(はんばく)する意を表す。…てたまるものか。…ことがあるか。「一心に介抱すれば、またいい日の照ることがなくっ—...