おお‐ん【御/大御】
[接頭]《「おおみ(大御)」の音変化。「おほむ」とも表記》 1 神仏・天皇や貴族に関する語に付いて、高い尊敬の意を表す。 ㋐主体自身や所有の主を敬う場合。「—かみ(大御神)」「—ぞ(御衣)」 ㋑...
お‐かえし【御返し】
[名](スル)《「御」は、返す相手を敬う意》 1 「返し2」に同じ。「お祝い金の半額相当の品を—する」 2 「返し3」に同じ。「この—はさせてもらうぜ」 3 「返し5」に同じ。「50円の—です」
おそ・れる【恐れる/怖れる/畏れる/懼れる】
[動ラ下一][文]おそ・る[ラ下二] 1 危険を感じて不安になる。恐怖心を抱く。「報復を—・れる」「死を—・れる」「社会から—・れられている病気」 2 よくないことが起こるのではないかと心配する...
お‐とぎ【御伽】
《貴人・敬うべき人のための「とぎ」の意》 1 夜のつれづれを慰めるために話し相手となること。また、その人。「若君の—をする」 2 寝所に侍ること。また、その人。侍妾。 3 「御伽話」の略。「—の...
おわ・す【御座す】
[動サ変] 1 「ある」「居る」の尊敬語。存在する人を敬う。いらっしゃる。おいでになる。「昔、太政大臣(おほきおほいまうちぎみ)と聞こゆる—・しけり」〈伊勢・九八〉 2 ものの所有者を敬って、そ...
かしこま・る【畏まる】
[動ラ五(四)] 1 身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に—・る」「—・ってあいさつする」 2 謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。...
き‐ざし【気ざし】
気持ち。気ごころ。「その愁然として眼付のうちになさけを含め…吾仏とあおぎ敬う—を現わしていた」〈二葉亭訳・あひゞき〉
きょう‐でん【敬田】
仏語。三福田(さんぷくでん)の一。仏・法・僧など、敬うべきもののこと。敬うことによって福徳が得られるとされるところからいう。
きん【欽】
[人名用漢字] [音]キン(漢) [訓]つつしむ 1 つつしみ敬う。「欽仰・欽羨(きんせん)・欽慕」 2 天子に関する物事に付けて敬意を示す語。「欽定・欽命」 [名のり]うや・こく・ただ・ひとし...
ぎょう【仰】
[常用漢字] [音]ギョウ(ギャウ)(漢) コウ(カウ)(慣) ゴウ(ガウ)(呉) [訓]あおぐ おおせ おっしゃる 〈ギョウ〉 1 上を見あげる。あおぐ。「仰臥(ぎょうが)・仰角・仰視・仰天...