鳩(はと)に三枝(さんし)の礼(れい)有(あ)り
《「学友抄」から》子鳩は育ててくれた親鳩に敬意を表して、親鳥より3本下の枝に留まる。礼儀を重んずるべきであるということのたとえ。親孝行すべきことのたとえ。
はべり‐たま・う【侍り給ふ】
[連語]《かしこまった気持ちでいるの意の動詞「はべり」+尊敬の意の補助動詞「たまふ」》尊者に対する会話で、話し手が敬意を払う必要のある人の動作に用い、動作主を敬うとともに、その動作主の「いる」「...
ばら【輩/原/儕】
[接尾]人を表す語に付いて、複数の意を表す。「殿—」「奴—」「法師—の二、三人物語しつつ」〈源・夕顔〉 [補説]「殿ばら」などを除けば、多く同輩以下に対して、敬意を欠いた場合の表現として用いられる。
ひざ‐まず・く【跪く】
[動カ五(四)]地面や床などに膝をついて身をかがめる。多く、敬意を表す動作にいう。「神前に—・く」 [可能]ひざまずける
膝(ひざ)を突(つ)・く
倒れ込んだりして膝を地面や床に着ける。また、敬意を表してひざまずく。
ひょう‐けい【表敬】
[名](スル)敬意を表すこと。「大統領府を訪ねて—する」「—訪問」
ひょうけい‐ほうもん【表敬訪問】
敬意を表すために訪問すること。「首相が—を受ける」
ひょう・す【表す】
[動サ五(四)]「ひょうする」(サ変)の五段化。「長上に敬意を—・す」
[動サ変]「ひょう(表)する」の文語形。
ひろう‐じょう【披露状】
1 物事を披露するための書状。 2 貴人などへの書状で、敬意を示すため、宛名を本人ではなくその側近の者とし、主人への披露を頼む形にしたもの。付け状。
へい‐しゅつ【平出】
文中に天皇や高貴な人の名・称号などを書くとき、敬意を表すためにその文字から行を改め、前の行と同じ高さに書き出すこと。平頭抄出。→闕字(けつじ)