きり‐ころ・す【切(り)殺す/斬(り)殺す】
[動サ五(四)]刃物で切って殺す。「一刀のもとに—・す」
きり‐さいな・む【切り苛む/斬り苛む】
[動マ五(四)]むごたらしくずたずたに切る。めった切りにして苦しめる。「身を—・まれる思い」
きり‐じに【切(り)死に/斬(り)死に】
[名](スル)切り合って死ぬこと。「大勢と渡り合って—した」
きり‐すて【切(り)捨て/斬(り)捨て】
1 切り取って捨てること。 2 不要なものとしてかえりみないこと。「福祉の—」 3 計算で、求める位未満の端数を捨てること。⇔切り上げ。 4 人を切ってそのまま放っておくこと。
きり‐す・てる【切(り)捨てる/斬(り)捨てる】
[動タ下一][文]きりす・つ[タ下二] 1 切り取ってその部分を捨てる。「枝を—・てる」 2 無益なもの、不要なものとして捨て去る。「弱者を—・てる」「過去を—・てる」 3 計算で、求める位未満...
きり‐たお・す【切(り)倒す/斬(り)倒す】
[動サ五(四)] 1 立っている物を切って倒す。「杉の大木を—・す」 2 人を切って殺す。「敵を—・す」
きり‐つけ【切(り)付け/斬(り)付け】
1 切りつけること。「—事件」 2 いろいろな形に切った布を着物などにかがりつけて模様としたもの。切り付け模様。
きり‐つ・ける【切(り)付ける/斬(り)付ける】
[動カ下一][文]きりつ・く[カ下二] 1 刃物を持って襲いかかる。切りかかる。「暴漢に—・けられる」 2 切って形や印をつける。「柱に目印を—・ける」
きり‐とり【切(り)取り/斬(り)取り】
《「きりどり」とも》 1 切り取ること。 2 土木工事で、地面の高い所を削り取ること。 3 人を切って、金品を奪うこと。また、その人。「—するも浪人の習ひと」〈風来六部集・放屁論後編〉 4 (俗...
きり‐はら・う【切(り)払う/斬(り)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 草木などを切り除く。「下枝を—・う」 2 切りかかって追い払う。「群がる敵を—・う」