ぼく‐ひつ【木筆】
1 へら状の木の先端を細く割って筆としたもの。また、焼き筆のこと。もくひつ。 2 読書のとき、文章中の文字をさし示すのに用いる道具。字指し。もくひつ。 3 鉛筆の異称。
ぼく‐り【木履】
《「ぽくり」とも》 1 浅い木ぐつ。 2 足をのせる木の台に鼻緒をつけた履物。下駄・足駄の類。 3 「ぽっくり(木履)」に同じ。
ぼ‐け【木瓜】
バラ科の落葉低木。高さ約2メートル。枝にとげがあり、葉は楕円形で縁にぎざぎざがある。春、葉に先だって、紅・淡紅・白色や絞りの5弁の花が咲く。実は球状で夏に黄色に熟し、香りがある。中国の原産で、庭...
ぼっ‐か【木瓜】
「ぼけ」に同じ。
ぼっ‐きょう【木強】
[名・形動]かざりけがなく一徹であること。また、そのさま。武骨。「—な老爺」
ぼっきょう‐かん【木強漢】
一徹な男。武骨な男。
ぼっ‐けん【木剣】
木で刀剣の形に作ったもの。木刀。木太刀。
ぽっく‐り【木履】
《「ぼくり」の音変化》女児用の駒下駄(こまげた)の一。厚い台の底をくりぬき、後ろを丸く、前部を前のめりにし、漆を塗ったもの。
またたび【木天蓼】
マタタビ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で互生し、上部についた葉は白変する。夏、梅に似た白い花を下向きにつけ、なつうめともいう。実は長楕円形で先がとがり、黄色に熟す。...
マルメロ【(ポルトガル)marmelo】
バラ科の落葉高木。葉は卵形で、裏面に灰白色の毛が密生。5月ごろ、白か淡紅色の5弁花を開き、洋梨状の黄色い実を結ぶ。実は香気があり甘酸っぱく、生食や砂糖漬けにする。イラン地方の原産で、日本には江戸...