きょうは‐しんとう【教派神道】
国家神道に対して、幕末期に起こり、明治時代に、教派として公認された神道系教団の総称。黒住教・神道修成派・出雲大社教・扶桑教・実行教・神道大成教・神習教・御嶽教・神道大教・神理教・禊教・金光教・天...
きょうふ‐せいじ【恐怖政治】
1 投獄・拷問・脅迫・処刑などの暴力的な手段によって反対者を弾圧し、政治上の目的を達成する政治。 2 フランス革命末期、1793年5月のジロンド派追放から1794年7月のテルミドールの反動まで、...
キリシタン‐ぶんがく【キリシタン文学】
室町末期から江戸初期にかけて、キリシタンの宣教師などにより、日本語で著述・翻訳された宗教文学、および宣教用・語学用の書物。「伊曽保物語」「日葡(にっぽ)辞書」など。南蛮(なんばん)文学。
きんざん‐じ【金山寺】
岡山市北区金山寺にある天台宗の寺。山号は銘金山、院号は遍照院。孝謙天皇のときの建立と伝え、天正3年(1575)円智が復興。近世、岡山藩主池田光政の寺院整理政策に公然と抵抗したことで有名。平安末...
きんだい‐げき【近代劇】
19世紀末にヨーロッパで起こった演劇。近代市民社会の個人主義・自由主義の立場から人生や社会問題を扱った。作家としては、イプセン・ストリンドベリ・ハウプトマン・チェーホフ・ショーら。日本では明治末...
きん‐のう【勤王/勤皇】
《「きんおう」の連声(れんじょう)》天子のために忠義を尽くすこと。特に江戸末期、佐幕派に対し、天皇親政を実現しようとした思潮。また、その政治運動。尊王。「—の志士」
ギベリン【Ghibelline】
中世末期のイタリア諸都市で、神聖ローマ帝国皇帝を支持してゲルフ(教皇派)と争った党派。皇帝派。皇帝党。
ぎわ‐だん【義和団】
中国清朝末期、山東省の農民の間に起こった秘密結社。白蓮教(びゃくれんきょう)の一派で、拳術・棒術などの武術に習熟。義和拳教。拳匪(けんぴ)。団匪。→義和団事件
く・う【蹴う】
[動ワ下二]「蹴(け)る」の古形。「—・ゑ散(はらら)かす」〈神代紀・上〉 [補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活...
くさり‐れんが【鎖連歌】
上の句(長句)と下の句(短句)を交互に詠み続けていく連歌。平安末期に短連歌から発展して長連歌となったころの呼び名。