あい‐ざかり【愛盛り】
幼児のかわいらしい盛り。「いっそ(=本当ニ)—だ」〈滑・浮世風呂・二〉
いか‐さま【如何様】
[名・形動]いかにも本当らしく見せかけること。また、そのさまや、そのもの。いんちき。「—をやる」「—ばくち」「随分—な人物だと」〈宙外・独行〉 [副] 1 自分の考えがまちがっていないはずだ...
おおかみ‐しょうねん【狼少年】
1 狼に育てられた人間の男の子。 2 同じうそを繰り返す人。イソップ物語の、何度も狼が来たとうそをついたために本当に狼が来たときには信用してもらえなかった少年の話からいう。
おどろき‐い・る【驚き入る】
[動ラ五(四)]ひどく驚く。本当に驚く。「まことにもって—・った話」
かまえ‐て【構えて】
[副] 1 まちがいなく。本当に。必ず。「何の苦も無く暮したりしは、—我の辛抱強きにはあらざりしなり」〈紅葉・不言不語〉 2 (あとに打消しの語を伴って用いる)決して。「—実家(さと)を背負うて...
気(き)があ・る
1 意志・意欲がある。「本当に勉強する—・るのか」 2 興味や関心がある。特に、恋い慕う気持ちがある。「彼は彼女に—・るらしい」
下戸(げこ)と化(ば)け物(もの)は無(な)し
この世に化け物がいないように、本当に酒の飲めない人はいない。
げ‐に【実に】
[副]《「げん(現)に」の音変化という》 1 ある事柄に対する自分の評価・判断を肯定して、さらに強調する気持ちを表す。本当に。実に。全く。「—恋こそはまことのいのちである」〈倉田・愛と認識との出...
さ‐ね
[副] 1 (奈良時代は、あとに打消しの語を伴って)少しも。決して。「さ寝(ぬ)る夜は多くあれども物思はず安く寝る夜は—なきものを」〈万・三七六〇〉 2 本当に。必ず。「行きてみてあすも—来むな...
しみ‐しんじつ【しみ真実】
[副]《「しみ」は強意の接頭語》本当に。まったく。心底。「—いやだ」〈滑・浮世風呂・二〉