くれ‐はし【呉階】
屋根や欄干をつけた階段。「—のもとに、車ひきよせて立てたるに」〈枕・一二〇〉
こう‐らん【高欄】
1 宮殿・神殿などのまわりや、橋・廊下などの両側につけた欄干(らんかん)。擬宝珠(ぎぼし)高欄・跳(はね)高欄などがある。勾欄(こうらん)。 2 いすのひじ掛け。「御倚子(ごいし)にうちかけられ...
サンタンジェロ‐ばし【サンタンジェロ橋】
《Ponte Sant'Angelo》イタリアの首都ローマ中心部、テベレ川に架かる橋。右岸のサンタンジェロ城と左岸を結ぶ。2世紀にローマ皇帝ハドリアヌス帝により建造。当初はエリオ橋と呼ばれた。1...
ちんか‐ばし【沈下橋】
川の水面近くにかけられ、増水時には水中に沈む橋。流木などが引っかかるのを防ぐため、欄干(らんかん)はないことが多い。高知・徳島・大分に多い。潜水橋。潜り橋。ちんかきょう。
て‐すり【手摺り】
1 人がつかまるために、橋・階段やベランダなどの縁に取り付ける横木や柵。欄干。 2 《「てずり」「ですり」とも》人形芝居の舞台で、人形遣いの腰から下を隠す横板。文楽では三つあり、舞台の奥か手前か...
はし‐がかり【橋懸(か)り/橋掛(か)り】
1 能舞台で、舞台と鏡の間とをつなぐ能役者の通路。舞台に向かって左手後方に欄干のある橋のように掛け渡されている。 2 初期の歌舞伎舞台で1にあたるもの。下手奥の役者の出入り口をさした。
はし‐すずみ【橋涼み】
橋の上に出て涼むこと。《季 夏》「千人が手を欄干や—/其角」
はるさめ【春雨】
端唄・うた沢節。柴田花守作詞。長崎丸山の遊女の作曲と伝える。嘉永年間(1848〜1854)江戸で流行した。 日本画家、下村観山の作品。絹本着色による六曲一双の屏風。橋の欄干を真横から見た構図...
ひらき‐ばしら【開き柱/平葱柱/葱台】
橋の両端の欄干にある擬宝珠(ぎぼし)のついた柱。
プリア‐パリライ【Prea Palilay】
カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。アンコールトムの王宮の北に位置する。12世紀〜13世紀頃の建立。十字型のテラス、塔門、祠堂で構成され、竜神ナーガの彫像を飾る欄干や武勇神インドラ、...