おおつ‐の‐みや【大津宮】
天智・弘文天皇2代の都。天智天皇6年(667)に遷都。弘文天皇1年(672)に壬申(じんしん)の乱で荒廃。大津市にあったといわれるが、正確な場所は不明。近江大津宮。滋賀宮。滋賀大津宮。
おき‐つ‐しまやま【沖つ島山】
滋賀県の琵琶湖にある沖島(おきのしま)の古称。[歌枕]「近江(あふみ)の海—奥まけてわが思ふ妹が言の繁けく」〈万・二四三九〉
おき‐の‐しま【沖ノ島/沖島/沖の島】
(沖ノ島)福岡県北端、玄界灘(げんかいなだ)にある小島。宗像(むなかた)市に属する。面積0.7平方キロメートル。宗像大社の沖津宮(おきつみや)がある。古代の文化財が豊富で「海の正倉院」といわれ...
おごと‐おんせん【雄琴温泉】
滋賀県大津市北部、琵琶湖南西岸の温泉。古くから霊泉として知られ、泉質は単純温泉。
おたが‐じゃくし【御多賀杓子】
1 滋賀県多賀町の多賀神社からお守りとして出す杓子。 2 「御玉杓子(おたまじゃくし)2」に同じ。
おち‐の‐ひと【御乳の人】
貴人の子の乳母。江戸時代、乳を飲ませる「お差し」、抱くだけの「抱き乳母」に対して、幼児の保育全般に携わった婦人の称。おち。「—の滋野井殿(しげのいどの)」〈浄・丹波与作〉
おとわ‐やま【音羽山】
京都、東山三十六峰の一。標高240メートル。中腹に清水寺があり、その奥に音羽の滝がある。
京都市山科区と滋賀県大津市との境の山。北は逢坂(おうさか)山に連なる。標高593メートル。[歌枕...
おんじょう‐じ【園城寺】
滋賀県大津市にある天台宗寺門派の総本山。山号は長等(ながら)山。奈良時代末ごろの創建。円珍が再興し、貞観8年(866)延暦寺の別院となったが、円仁門徒と対立した円珍門徒は正暦4年(993)当寺に...
かいづ【海津】
滋賀県高島市の地名。琵琶湖北岸に位置し、京都・敦賀(つるが)を結ぶ交通の要地として栄えた。もと、貝津と書いた。
かがみ‐やま【鏡山】
滋賀県南部、野洲(やす)市と蒲生(がもう)郡竜王町との境にある山。標高385メートル。[歌枕]「—いざ立ちよりて見てゆかむ」〈古今・雑上〉
佐賀県唐津市中部にある山。唐津湾を望む。標高284...