うつお【空/虚/洞】
1 中がからになっていること。また、そのようなもの。うつろ。うろ。「この唐櫃(からびつ)をこそ心にくく思ひつれども、これも—にて物なかりけり」〈今昔・二九・一二〉 2 岩や樹木にできた空洞。ほら...
うつほ【空/虚/洞】
⇒うつお(空)
うつせ【空/虚】
1 貝殻。うつせがい。「いかなる様にて、いづれの底の—にまじりけむ」〈源・蜻蛉〉 2 中身のないこと。から。空虚。「手を通さねば便なき袖は—のうちかけ姿」〈浄・聖徳太子〉
うみねこのそら【うみねこの空】
いぬいとみこの児童文学作品。昭和40年(1965)発表。同年、第3回野間児童文芸賞受賞。
うろ【虚/空/洞】
内部が空になっているところ。うつろ。ほら。空洞。「古木の—」
うわ‐の‐そら【上の空】
[名・形動] 1 他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。「—で人の話を聞く」 2 天空。空中。そら。「山の端の心もしらで行く月は—にて...
おおぞら
昭和59年(1984)2月に打ち上げられた科学衛星EXOS-C(エクソスシー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))が開発。1982年から1985年にかけて実施された中層大気に関する国...
おお‐ぞら【大空】
[名]広々とした空。 [形動ナリ] 1 いいかげんで頼りないさま。「か様に—なる事を忘れず心にかくる事は」〈発心集〉 「徒(あだ)なる心をうらみかこてども、—にのみ聞きなして」〈読・雨月・吉...
男心(おとこごころ)と秋(あき)の空(そら)
男の女に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。→女心と秋の空
女心(おんなごころ)と秋(あき)の空(そら)
女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空」が本来のかたち。