しな‐ぬの【科布】
シナノキの樹皮の繊維で織った布。赤褐色で布目が粗く、水湿に耐える。労働着・漉(こ)し袋・蚊帳(かや)・荷縄などに使った。信濃布(しなのぬの)。
しの・ぶ【忍ぶ】
《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》 [動バ五(四)] 1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を—・んで申し上げます」「不便を—・ぶ」...
尺蠖(しゃっかく)の屈(かが)めるは伸(の)びんがため
《「易経」繋辞下から。尺蠖はシャクトリムシの別名》将来の成功のために一時の不遇に耐えることのたとえ。
しょう‐ちく‐ばい【松竹梅】
松と竹と梅。 1 三つとも寒さに耐えるところから、歳寒三友とよび、めでたいものとして慶事に使われる。 2 品物などを三つの等級に分ける際に用いられる語。ふつう松を最上級とする。 3 うなぎ屋で...
シリコン‐トランジスター【silicon transistor】
珪素(けいそ)を素材としたトランジスター。ゲルマニウムトランジスターに比べて温度特性がよく、高温にも耐える。
し‐れん【試練/試煉】
信仰・決心のかたさや実力などを厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難。「厳しい—を受ける」「—に耐える」
シーよん‐しょくぶつ【C4植物】
炭酸ガスが固定されて炭素数4個のオキサロ酢酸となり、C4ジカルボン酸回路でりんご酸やアスパラギン酸を生じる植物。強い日射に耐えるように適応した植物。サトウキビ・トウモロコシなど。
じっ‐と
[副](スル) 1 動かないで、そのままの状態を保つさま。「家で—している」 2 視線や心などを集中して、よく見たり考えたりするさま。つくづく。「相手の顔を—見つめる」「—考え込む」 3 心を抑...
じひ‐にんにく【慈悲忍辱】
仏語。慈悲の心をもって、どんな苦難にも耐えること。
じゅうりょく‐ダム【重力ダム】
ダム自体の重量によって水圧・地震などの外力に耐える構造のコンクリートダム。