蒔(ま)かぬ種(たね)は生(は)えぬ
何もしないではよい結果は得られないことのたとえ。
まき‐いし【蒔石】
茶室の庭などに、まき散らしたように所々に置く石。
まき‐え【蒔絵】
器物の表面に漆で文様を描き、金・銀などの金属粉や色粉を蒔きつけて付着させる、日本独自の漆工芸。奈良時代に始まる。技法上から平(ひら)蒔絵・研ぎ出し蒔絵・高蒔絵に大別され、文様以外の地の装飾法であ...
まきえ‐ふん【蒔絵粉】
蒔絵に用いる金・銀・銅・錫(すず)などの粉。平目粉・梨子地粉・平粉・丸粉・鑢(やすり)粉など。
まき‐ごえ【蒔き肥】
種子をまくときに施す肥料。
まき‐ごめ【蒔き米】
神仏に詣(もう)でたとき、神前・仏前にまいて手向ける米。
まき‐じ【蒔地】
漆器の下地の一。素地(きじ)に直接漆を塗り、地の粉・砥粉(とのこ)などを蒔いて付着させ、下地とするもの。
まき‐すなご【蒔き砂子】
絵画・工芸品などで、金銀の粉をまきつけたもの。
まき‐せん【蒔き銭/撒き銭】
1 神詣(かみもう)での際、特に伊勢神宮の参拝者が諸宮を巡拝する際に、蒔(ま)き米の代わりにまいて手向ける銭。多くは鳩目銭(はとのめせん)を用いた。 2 こじきなどに投げ与える銭。 3 棟上げな...
まき‐つけ【蒔き付け】
作物の種をまくこと。