いたる‐ところ【至る所/到る所】
[連語]行く先先どこでも。また、あらゆる所。「—で大歓迎」「部屋中—ほこりだらけだ」
いち‐おう【一応/一往】
[名] 1 一度。一回。「—も二応も」「今—篤(とく)と考えて見まして」〈二葉亭・浮雲〉 2 一度行くこと。「—の新賓なれば感思おさへがたし」〈海道記・序〉 [副] 1 十分ではないが、ひと...
いち‐ぐん【一群】
一つのむれ。ひとかたまり。ひとむれ。「草原を行く羊の—」
一月(いちげつ)往(い)ぬる二月(にげつ)逃(に)げる三月(さんげつ)去(さ)る
正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、調子よくいったもの。一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。
いちげつ‐さんしゅう【一月三舟】
仏語。一つの月も、止まっている舟、北へ行く舟、南へ行く舟から見るとそれぞれ異なって見えるように、人はそれぞれの立場により仏の教えを異なって受け取るということ。
いちじ‐キャッシュ【一次キャッシュ】
《first level cache》コンピューターの処理速度の高速化を図るため、CPU内部に設けられたキャッシュメモリー。高速で容量が小さく、使用頻度の高いデータを一時的に保存する。CPUが必...
いちじ‐ひなん【一次避難】
災害発生の直後に、命を守るため安全な場所へ行くこと。指定緊急避難場所や広域避難場所への移動をいう。→二次避難
いち‐もんじ【一文字】
1 一つの文字。一字。 2 「一」の字のように横にまっすぐなこと。真一文字。「口を—に結ぶ」 3 わき目もふらずに物事をすること。「朋子は泥濘(ぬかるみ)の道を—に歩いて行く」〈森田草平・煤煙〉...
いっ‐こう【一行】
1 一緒に行く人々。同じ行動をする人々。「選手団—」 2 ひとつらなり。1列。「—の雁」 3 一つの行い。「—失すれば百行(はっこう)ともに傾く」「一言—」 4 書面一通。特に許可・借用などの証...
いっ‐さん【一散/逸散】
(多く「一散に」の形で副詞的に用いる) 1 わき目もふらず一生懸命に走ること。一目散(いちもくさん)。「—に駆けつける」 2 急速に事態が進行すること。「静かな空をじりじりと移って行く日が傾いた...