きっこう‐でん【乞巧奠】
陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓(はら)えの行事と結...
切(き)って落(お)と・す
1 さっと切って下へ落とす。「やにわに三騎—・す」 2 歌舞伎で、振竹(ふりだけ)を用いた仕掛けによって、舞台にかかっている浅葱(あさぎ)幕・黒幕・道具幕を振り落とす。 3 (「幕が切って落とさ...
きつね‐せぎょう【狐施行】
近畿地方で、寒中に「せんぎょう、せんぎょう」などと唱えながら稲荷神社を巡拝し、あるいは狐のいそうな所へ赤飯・油揚げなどを置いて帰る行事。《季 冬》→寒施行(かんせぎょう)
きぬ‐くばり【衣配り】
年末に、正月の晴れ着用として、一門の人々や使用人などに衣服を与えた行事。《季 冬》「この二十一日に例年の—とて、一門中、下人ども、かれこれ集めて」〈浮・胸算用・四〉
きねん‐きって【記念切手】
ある出来事・行事などを記念して発行する郵便切手。
きねん‐さい【記念祭】
ある事柄を記念して行う祭りや行事。
きねん‐スタンプ【記念スタンプ】
1 国家的行事などを記念するために、一定期間を設けて郵便物に押す日付印。記念印。 2 観光地遊覧などの記念に押すスタンプ。
きのえね‐まち【甲子待ち】
甲子の日の夜、子(ね)の刻まで起きていて語り合い、大豆・黒豆・二股(ふたまた)大根を供え、大黒天を祭る行事。きのえねまつり。
キムジャン
《(朝鮮語)》韓国で立冬の前後に行われる、キムチを漬け込む行事。
きょうぎ‐ながし【経木流し】
1 供養のため、経木に死者の戒名を記して川や海に流すこと。 2 大阪四天王寺で、春秋の彼岸や盆に、経木に故人の法名を書いて、金堂わきの亀の井の水に流す行事。