ちよ‐がみ【千代紙】
紙に、花紋など種々の模様を色刷りにしたもの。小箱の表張りや紙人形の衣装などに用いる。初め、京都で鶴亀・松竹梅などを刷ったので千代を祝う意でつけられた名とも、江戸の千代田城の大奥で使われたところか...
つけ‐たて【付(け)立て】
1 つけたばかりであること。 2 帳面にしるしをつけること。 3 歌舞伎で、初日前に、上演に必要な衣装・小道具・鳴り物などを帳面(付け帳)に書き上げること。 4 円山派・四条派に多く見られる日本...
つけ‐ちょう【付(け)帳】
芝居上演に必要な大道具・小道具・衣装・かつらなどの品目、また下座音楽の指定などを、それぞれ別冊に分け、幕ごとに書き出したもの。付(つけ)。
つぼ‐おり【壺折】
1 小袖・袿(うちき)などの裾(すそ)をたくし上げ、腰のあたりを紐(ひも)で結び留めてから折り下げること。→壺装束(つぼそうぞく) 2 歌舞伎の衣装の一。錦(にしき)などで作った、広袖で丈長(た...
つ・める【詰める】
[動マ下一][文]つ・む[マ下二] 1 容器などに物を入れていっぱいにする。ぎっしり入れてすきまがないようにする。「衣装を—・めた鞄(かばん)」「料理を重箱に—・める」 2 穴やすきまに物を入れ...
てりは‐きょうげん【照葉狂言】
《「てには俄狂言」の音変化とも、照葉という女性が創始したからともいう》江戸末期から明治中期まで行われた寄席演芸。能や狂言に歌舞伎や俄(にわか)を交え、手踊り・俗謡などを取り入れたもの。女役者だけ...
とうせい‐おんな【当世女】
気風・態度や容姿などが当世風の女。「仕出し衣装の物好み、—のただ中」〈浮・五人女・三〉
とおし‐げいこ【通し稽古】
演劇・オペラ・バレエなどで、途中で中断することなく、本番どおりに行うけいこ。通常、衣装を着けて行う。ドレスリハーサル。→ゲネプロ
トドス‐サントス‐クチュマタン【Todos Santos Cuchumatán】
グアテマラ西部、メキシコ国境近くにあるウエウエテナンゴ県の町。住民の多くはマヤ系先住民のマム族。ウイピルと呼ばれる色鮮やかな民族衣装で知られる。
とり‐か・える【取(り)替える/取(り)換える】
[動ア下一][文]とりか・ふ[ハ下二] 1 互いに替える。相手と別のものに交換する。「友達と時計を—・える」「円をドルに—・える」 2 今までのものを別のものに替える。新しいものと交換する。「衣...