めいどのひきゃく【冥途の飛脚】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳元年(1711)大坂竹本座初演。大坂の飛脚問屋亀屋の養子忠兵衛は新町の遊女梅川を身請けするため、公金に手をつけ、梅川とともに故郷新口村(にのくちむら)に...
めかくし‐おに【目隠し鬼】
手ぬぐいなどで目隠しをした鬼が、逃げ回る者たちを手探りで捕まえる鬼ごっこの一。逃げる者たちは「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」などとはやす。めんない千鳥。目無し児(ちご)。目無し鬼。
目(め)を掩(おお)うて雀(すずめ)を捕(と)らう
《「後漢書」何進伝から》雀が逃げることを恐れ、自分の目を隠して雀を捕らえようとする。事実を直視しないこと、つまらぬ小手先の策を用いることのたとえ。
もち‐にげ【持(ち)逃げ】
[名](スル)他人の金品を持って逃げること。「店の金を—する」
やね‐づたい【屋根伝い】
屋根から屋根へ伝わっていくこと。「容疑者が—に逃げる」
よこ‐とび【横飛び/横跳び】
1 横の方向にとぶこと。よこっとび。 2 体を斜めにして突っ切るように急いで走ること。よこっとび。「—に逃げる」
ろう‐ぬけ【牢抜け】
囚人が牢から抜け出して逃げること。牢破り。脱獄。
わし‐づかみ【鷲掴み】
1 ワシが獲物をつかむように、手のひらを大きく開いて荒々しくつかむこと。「札束を—にして逃げる」 2 しっかりとらえること。強く引きつけられること。「心を—にされる」「胃袋を—にするメニュー」 ...
われ‐さき【我先】
[名・形動]自分が先になろうと争うこと。また、そのさま。「—に逃げる」「—と驚きおそれて逃惑うに連れはなし」〈緑雨・門三味線〉