あしおどうざん‐こうどくじけん【足尾銅山鉱毒事件】
明治中期、足尾銅山の廃液が原因となって起きた公害事件。汚染した渡良瀬川流域の被害農民らの再三の請願や、田中正造の天皇への直訴で、政治・社会問題となったが、政府の弾圧と切り崩し策で運動は衰退した。...
あしずり‐みさき【足摺岬】
高知県南西部、四国最南端の岬。突端には四国八十八箇所第38番の金剛福寺がある。蹉跎(さだ)岬。
田宮虎彦の短編小説。昭和24年(1949)「人間」誌に発表。自殺志願の青年が岬を訪れるところか...
あしゅく‐ぶつ【阿閦仏】
《(梵)Akṣobhyaの音写。瞋(いか)らないの意》東方の阿比羅提国(あひらだいこく)に出現した大日如来のもとで発願・修行して成仏し、現在もその国土で説法しているとされる仏。「阿閦仏国経」2巻...
あつ‐かまし・い【厚かましい】
[形][文]あつかま・し[シク]行動や態度に慎みがない。ずうずうしく遠慮がない。「—・い人」「—・いお願いで恐縮です」 [派生]あつかましげ[形動]あつかましさ[名]
あなた‐まかせ【彼方任せ】
1 他人の意のままにすること。 2 阿弥陀仏の力に任せること。→他力本願1
アプライ【apply】
[名](スル)応募すること。志願すること。「もう一度オリンピック候補地として—(を)する」 [補説]英語では動詞。
アベ‐マリア【(ラテン)Ave Maria】
1 聖母マリアをたたえ、神へのとりなしを願うカトリック教会の祈りの言葉。天使祝詞。 2 1の祈祷(きとう)文に基づく声楽曲。シューベルトやグノーらの作品が有名。
あほだら‐きょう【阿呆陀羅経】
《上方語「あほだら」と「陀羅尼(だらに)経」とをかけた語》時事を風刺したこっけいな俗謡。願人坊主(がんにんぼうず)が小さな2個の木魚をたたき、または扇子で拍子をとりながら歌い歩き、銭を乞うた。江...
あみだ‐こう【阿弥陀講】
阿弥陀仏の功徳をたたえ、その来迎(らいごう)を願う法会。迎え講。往生講。
あやっ‐こ【綾っ子】
生まれた子を初めて宮参りさせるとき、鍋墨(なべずみ)や紅で額に×印や「犬」の字などを書く風習。魔よけや子の成長を願うためという。