ストーカーきせいほう【ストーカー規制法】
《「ストーカー行為等の規制等に関する法律」の略称》ストーカー行為に対する規制・罰則と、被害者に対する援助措置を定めた法律。平成12年(2000)施行。 [補説]この法律でいうストーカー行為とは、同一の者に対し、つきまとい等(下記の(1)から(4)までに掲げる行為については、身体の安全、住居等の平穏もしくは名誉が害され、または行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法により行われる場合に限る)を反復してすることと規定。つきまとい等とは、特定の人物に対する恋愛感情や好意の感情が満たされなかったことによる怨恨 (えんこん) の感情を充足させるために、本人、その配偶者、親族などに対し、以下のような行為をなすことと規定。(1)つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居・勤務先・学校などの付近において見張りをしたり、そこへ押し掛けたりすること。(2)行動を監視していると思わせるような事柄を告げること。(3)面会・交際など、義務のない行為を要求すること。(4)著しく粗野または乱暴な言動をすること。(5)電話をかけて何も告げず、または拒まれたにもかかわらず、連続して電話をかけること。また、連続してファックスや電子メール、SNSを用いたメッセージを送信すること。(6)汚物・動物の死体など、著しく不快で、嫌悪の情を催させるような物を送付すること。(7)名誉を害する事柄を告げること。(8)性的羞恥心を害する事柄を告げること。また、性的羞恥心を害する文書・図画などを送付すること。
ストーカーこうい【ストーカー行為】
《stalkerは忍び寄る者の意》特定の人物やその配偶者・親族などに対し、つきまとい、待ち伏せ、面会・交際の強要、連続した電話やファックス、汚物など嫌悪感を催すものの送付、性的羞恥心を害する行為などを繰り返し行うこと。ストーカー規制法の規制対象となる。
出典:gooニュース
ストーカー疑い、福井県職員逮捕 20代知人女性に
福井県に住む知人の20代女性にストーカー行為をしたとして、福井署は18日、ストーカー規制法違反の疑いで、県森づくり課主査の高岡哲也容疑者(33)=福井市日之出=を逮捕した。 逮捕容疑は2月上旬~10月下旬、女性の自宅付近をうろつき、スマートフォンに連続してメッセージを送るなどした疑い。 県は「事実関係を確認中であり、詳細が判明次第、厳正に対処したい」とのコメント
ストーカー容疑で男を再逮捕 小嶋陽菜さんに、中国籍の留学生
タレントの小嶋陽菜さん(36)に待ち伏せ行為を繰り返したとして、警視庁は18日、ストーカー規制法違反の疑いで、中国籍の留学生ジャオ・レイ容疑者(42)を再逮捕した。警視庁によると「彼女が好きだった。周りの人が会わせてくれなかった」と供述している。 再逮捕容疑は8~10月、東京都内のイベント会場などで、小嶋さんを複数回待ち伏せした疑い。小嶋さんが所属する会社の関係者が8月、警視庁
検証・鹿児島県警 ストーカー、盗撮…現職警官は警察情報を悪用した。軽い処分、透けるおごり…憤る被害側「信頼はゼロだ」
鹿児島県警が刷新を迫られている。現職警察官らの不祥事が相次ぎ、その後の対応も県民が納得できるものとは言えず、信頼を失った。野川明輝前本部長による隠蔽(いんぺい)疑惑まで浮上し、組織そのものに不信の目が向けられている。一連の不祥事は、メディア捜索の是非や公益通報の適否、公安委員会制度の課題などさまざまな論点も浮き彫りにした。県警の不祥事を通して考える連載企画「検証 鹿児島県警」の第1部は、県民感覚を
もっと調べる