上林（じょうりん）とは？意味・読み方・使い方

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じょう‐りん〔ジヤウ‐〕【上林】
の解説

「上林苑」に同じ。

《上林苑の果実の意から》くだもの。果実。酒を下若 (かじゃく) というのに対する語。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

上林の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

じょうりんえん【上林苑】

中国、長安の西方にあった大庭園。秦の始皇帝が創設し、漢の武帝が拡張した。周囲約150キロに及び、内に苑36、宮12、観25を設け、世界の珍獣・奇草を集めたという。

上林の前後の言葉

上林の例文(4)

出典：青空文庫

･･･これに較べると上林は淋しい。宿屋が二三軒あるばかりである。山が裏･･･小川未明「渋温泉の秋」
･･･という上林暁の攻撃を受け、それは無理からぬことであったが、しかし･･･織田作之助「可能性の文学」
･･･つ、人々は渋の温泉や上林の電鉄ホテルにのぼって来て一泊をする。　･･･宮本百合子「上林からの手紙」

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