出典:gooニュース
金峰山、「終わったと思った」土俵際から無我夢中の小手投げで逆転 V経験者の尊富士破り単独トップ守る【大相撲初場所】
金峰山の勢いは土俵際で生きていた。無我夢中の小手投げで、1敗で追走していた尊富士を転がし、自身最多を更新する9連勝。単独トップを守った。 「終わったと思った」。もろ差しを許した場面を正直に振り返った。小手投げは「がっつり捕まったので、やってみようと思った」。投げた勢いで持ち上がった右足が俵に着地し、ギリギリで土俵を割らなかったのも持っている証拠だった。
千代翔馬が土俵際で逆転のとったり 全勝の金峰山を1差で追走「いけるところまでいきたい」/初場所
激しい突っ張り合いから引いて土俵際に追い込まれたが、美ノ海の腕をたぐってとったりで破った。「危なかった。勝ててよかった」と一息ついた。昨年6月に椎間板ヘルニアの手術を受けた腰の状態は「だいぶいい」という。首位を1差で追う残り6日へ「一番に集中して。いけるところまでいきたい」と力を込めた。
日大後輩・尊富士を土俵際で逆転…対戦は「嫌だった」
一時は土俵際まで追い込まれながらも、小手投げで逆転勝ちを収めた。取組後は「まわしを取れなかったけど、焦らずに落ち着いて前に出られた。考えるよりも体が動いている。単独トップ? 変わらない。一つひとつという感じ」と納得の表情を浮かべた。 尊富士は日大時代の後輩で、プロ入り後は初対戦だった。1敗だった相手を下し、金峰山は「後輩だし(対戦するのが)嫌だった。
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