出典:gooニュース
「富岳NEXT」プロジェクト始動 最大10倍の実効性能
理化学研究所は、スーパーコンピュータ「富岳」の次世代となるフラッグシップシステムの開発・整備を開始した。開発コードネームは「富岳NEXT」(英語名:FugakuNEXT)。 「富岳NEXT」では、CPUに加えて、GPUなどの加速部導入や、電力性能を大幅に向上させた計算環境を提供。
「富岳」後継スパコン、開発着手=AI融合、数十倍高速化目指す―理研
理化学研究所は22日、現在運用中のスーパーコンピューター「富岳」(神戸市)の後継となる「富岳NEXT」(仮称)の開発を始めたと発表した。計算速度を5~10倍に速めるほか、世界最高水準の人工知能(AI)性能を実現し、AIとの融合で総合的な計算速度を数十倍にするのが目標。2030年ごろの運用開始を目指す。
東大と筑波大が連携しスパコン導入 「富岳」に次ぐ国内2番目の性能
性能は国内の研究用スパコンでは「富岳」に次ぐ2位(世界28位)。幅広い研究への貢献が期待されている。 「Miyabi」は、2022年3月に運用を終えた第1世代スパコンの後継として導入された。 米半導体大手エヌビディアの演算加速装置「GPU」を主力にしており、1ワットあたりの計算性能は第1世代に比べ10倍近く向上。高いAI(人工知能)の処理能力も備える。
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