[名・形動]《1尋と1常(1尋の2倍)で、普通の長さの意から》
  1. 特別でなく、普通であること。また、そのさま。あたりまえ。「—な(の)方法では完成しない」「精神状態が—でない」

  1. 見苦しくないこと。目立たず上品なこと。また、そのさま。しとやか。

    1. 「その姿から想像される通り手爪先 (てづまさき) の—な女であった」〈漱石行人

  1. 態度がいさぎよいこと。すなおなこと。また、そのさま。「—に縛につけ」

  1. 尋常小学校」の略。

  1. りっぱなこと。すぐれていること。また、そのさま。

    1. 「—に飾ったる小舟 (せうしう) 一艘」〈平家・一一〉

出典:青空文庫

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