かく【確】
[音]カク(呉)(漢) [訓]たしか たしかめる [学習漢字]5年 1 はっきりしていて間違いがない。たしか。「確実・確証・確認・確報・確約/正確・的確・明確」 2 かたく決めて動かないさま。「...
かく‐しゅう【確執】
[名](スル)「かくしつ(確執)」に同じ。
かれいなるいちぞく【華麗なる一族】
山崎豊子の小説。昭和45〜46年(1970〜1971)発表。関西の財界に君臨する銀行頭取一族の策謀と親子の確執を描く。昭和49年(1974)、山本薩夫監督により映画化され、第29回毎日映画コンク...
ガラスのどうぶつえん【ガラスの動物園】
《原題The Glass Menagerie》テネシー=ウィリアムズによる戯曲。2幕。1945年、ブロードウエー初演。不況にあえぐ1930年代のアメリカを舞台に、南部育ちの母親と息子、娘の3人家...
くろだ‐そうどう【黒田騒動】
江戸初期、筑前福岡藩黒田家の御家騒動。藩主忠之と家老栗山大膳との確執から、寛永9年(1632)大膳は忠之に謀反心のあることを幕府に出訴。翌年、裁定があって黒田家は存続、大膳は陸奥盛岡藩南部家に預...
ぐんじょうのよるのはねもうふ【群青の夜の羽毛布】
山本文緒の長編ミステリー小説。母娘の確執を中心に家族の闇を描く。平成7年(1995)刊行。磯村一路監督により映画化されている。
しつ【執】
[常用漢字] [音]シツ(慣) シュウ(シフ)(呉)(漢) [訓]とる 〈シツ〉 1 手にとる。「執刀・執筆」 2 とり行う。「執行・執政・執務」 3 とりついて離れない。「執拗(しつよう)/...
しゅく‐しゅう【宿執】
1 かねてからの確執。年来の恨み。 2 仏語。前世から心に執着して離れない善悪の性質。
てんぽうすいこでん【天保水滸伝】
講談。笹川繁蔵(ささがわのしげぞう)と飯岡助五郎(いいおかのすけごろう)の確執や勢力富五郎(せいりきとみごろう)の自殺を中心に、下総(しもうさ)の利根川周辺の侠客の争いを描く。浪曲・歌舞伎などに...
でんえんこうきょうがく【田園交響楽】
《原題、(フランス)La Symphonie pastorale》ジードの小説。1919年刊。盲目の少女と育て親である牧師夫妻およびその息子を主要人物に、少女をめぐる愛と信仰の確執を描く。