フォースター【Edward Morgan Forster】
[1879〜1970]英国の小説家・批評家。英国中産階級の社会を批判的に描いた。小説「インドへの道」、評論「小説の諸相」など。
ふしみ‐てんのう【伏見天皇】
[1265〜1317]第92代天皇。在位1287〜1298。持明院統の後深草天皇の第2皇子。名は熙仁(ひろひと)。大覚寺統の後宇多天皇のあとを受けて即位、両統迭立(てつりつ)の例を開いた。日記「...
ふじさわ‐しゅうへい【藤沢周平】
[1927〜1997]小説家。山形の生まれ。本名、小菅留治(こすげとめじ)。不遇な下級武士や市井に生きる庶民を描いた時代小説で大ブームを巻き起こす。特に端正な文体で書かれた人情ものは絶大な人気を...
ふじしま‐たけじ【藤島武二】
[1867〜1943]洋画家。鹿児島の生まれ。初め日本画、のち洋画を学び、東洋的人物画の完成に努め、晩年は日本的風景画の作品を描いた。白馬会創立会員。文化勲章受章。
ふじわら‐ともみ【藤原智美】
[1955〜 ]小説家・随筆家。福岡の生まれ。雑誌記者・コピーライターを経て、文筆の道に入る。「運転士」で芥川賞受賞。他に小説「王を撃て」、エッセー「ぼくが眠って考えたこと」など。
ふじわら‐の‐かまたり【藤原鎌足】
[614〜669]古代の中央豪族。本姓は中臣(なかとみ)氏。藤原氏の祖。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(のちの天智天皇)らと大化の改新を断行、改新政府の重鎮となり、律令体制の基礎を築いた。臨...
ふじわら‐の‐ためすけ【藤原為相】
⇒冷泉為相(れいぜいためすけ)
ふじわら‐の‐ていし【藤原定子】
[976〜1001]一条天皇の皇后。道隆の娘。正暦元年(990)入内して女御、のち中宮。長保2年(1000)藤原彰子が中宮に立ったため皇后となり一代二后の例を開いた。
ふなだ‐がく【船田学】
小説家福永武彦が、SF小説を発表する際に用いた筆名。
フラゴナール【Jean Honoré Fragonard】
[1732〜1806]フランスの画家。ロココ美術の代表者の一人で、ブルボン王朝末期の宮廷風俗や人物などを、軽妙な筆致と甘美な色彩で描いた。作「読書する女」など。