フレーブニコフ【Velimir Khlebnikov】
[1885〜1922]ロシア・ソ連の詩人。ロシア未来派の創設者・指導者。先端的な言語実験を行い、ネオロジズムやザーウミ(意味を超えた言語)を駆使した作品を書いた。代表作、詩「笑いの呪文」「鶴」、...
フーリエ【Jean Baptiste Joseph Fourier】
[1768〜1830]フランスの数学者・物理学者。熱伝導の理論的研究を行い、それに用いたフーリエ級数は解析学に大きく貢献した。著「熱の解析的理論」など。
ぶかん【豊干】
中国、唐代の僧。天台山国清寺にいたと伝えられ、寒山・拾得(じっとく)の二士を養い、後世併せて三聖とよばれる。生没年未詳。ほうかん。
ブゾーニ【Ferruccio Benvenuto Busoni】
[1866〜1924]イタリアのピアノ奏者・作曲家。過去のピアノ曲の校訂や、バッハの作品のピアノ編曲で知られる。
ブフナー【Eduard Buchner】
[1860〜1917]ドイツの生化学者。酵母の絞り汁を用いた無細胞の条件下でも、アルコール発酵が起こることを実証した。1907年ノーベル化学賞受賞。
ブラウニング【Robert Browning】
[1812〜1889]英国の詩人。ビクトリア朝時代の代表的詩人で、「劇的独白」とよばれる手法で心理描写に新生面を開いた。作「ピッパが通る」「男と女」「指輪と本」など。
ブラッグ【Bragg】
(William Henry 〜)[1862〜1942]英国の物理学者。放射線を研究し、α(アルファ)粒子の飛程を示した。息子のとともに、X線による結晶構造解析法を確立し、結晶にX線を当てた...
ブラッドリー【Francis Herbert Bradley】
[1846〜1924]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場に立ち、経験論を批判して、純粋直感による絶対者の把握を説いた。著「現象と実在」。
ブラマンク【Maurice de Vlaminck】
[1876〜1958]フランスの画家。フォービスムの画家として激しい筆触と強烈な色彩とを用いたが、のち暗い色調に転じた。風景画が多い。
ブラマンテ【Donato Bramante】
[1444〜1514]イタリアの建築家・画家。ルネサンス建築様式の完成者といわれ、サンタマリアデッレグラツィエ教会の改築や、サンピエトロ大聖堂の改築計画などにたずさわった。