なかはま‐まんじろう【中浜万次郎】
[1827〜1898]幕末の幕臣。土佐の漁師の息子。天保12年(1841)出漁中に遭難して米船に救われ、米国で教育を受けた。嘉永4年(1851)帰国し、幕府に用いられて翻訳や軍艦操練・英語の教授...
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...
にい‐の‐あま【二位尼】
⇒平時子(たいらのときこ)
ニザーム‐アル‐ムルク【Niẓām al-Mulk】
[1018〜1092]イラン系ムスリムの政治家。セルジュークトルコのスルターンに宰相として仕え、事実上の実権を握った。バグダッドなど各地にニザーミヤ学院を設立、スンニー派の復興に努めた。著「政治...
にし‐かなこ【西加奈子】
[1977〜 ]小説家。イラン、テヘランの生まれ。平成16年(2004)「あおい」で作家デビュー。「サラバ!」で第152回直木賞受賞。他に「通天閣」「ふくわらい」など。
ハウエルズ【William Dean Howells】
[1837〜1920]米国の小説家。米国におけるリアリズム文学の基礎を築いた。作「サイラス=ラパムの向上」など。
はしもと‐おさむ【橋本治】
[1948〜2019]小説家・イラストレーター。東京の生まれ。学園闘争中の東大の駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん…」で話題を呼び、イラストレーターとしての活動を始める。のち小説・随筆・評...
はしもと‐さない【橋本左内】
[1834〜1859]幕末の志士。福井藩士。名は弘道。号、景岳。緒方洪庵(おがたこうあん)・杉田成卿(すぎたせいけい)らに蘭学・医学を学び、藩主松平慶永(まつだいらよしなが)に認められ、藩政改革...
ハッラージュ【al-Ḥallāj】
[857〜922]イスラム教の神秘家。イラン生まれ。神人合一の神秘体験を大胆に説いたために異端として処刑された。彼の「われは真理(神)なり」の言葉は有名。
ハメネイ【‘Alī Ḥoseynī Khāmene'ī】
[1939〜 ]イランの宗教家、政治家。1981年、大統領に就任。1989年のホメイニ死去後、イラン‐イスラム共和国の最高指導者となる。抵抗経済を提唱。