ウェーラー【Friedrich Wöhler】
[1800〜1882]ドイツの化学者。尿素の合成に成功、無機物から有機物を人工的に合成できることを初めて示した。著「無機化学の基礎」「有機化学の基礎」など。
うえき‐えもり【植木枝盛】
[1857〜1892]自由民権論者。土佐の人。板垣退助をたすけ、国会開設に尽力。急進的な私擬憲法「東洋大日本国国憲按」を起草。著「民権自由論」「天賦人権弁」など。→自由民権論
うえき‐ひとし【植木等】
[1927〜2007]俳優・歌手・コメディアン。愛知の生まれ。昭和32年(1957)コミックバンド「ハナ肇(はじめ)とクレージーキャッツ」に参加。テレビ番組「シャボン玉ホリデー」や映画「ニッポン...
うえ‐さねみち【上真行】
[1851〜1937]雅楽家。京都の人。唱歌「一月一日(年の始)」の作曲者。
うえざ‐まり【宇江佐真理】
[1949〜2015]小説家。北海道の生まれ。本名、伊藤香。平成7年(1995)「幻の声」でオール読物新人賞を受賞しデビュー。同作が連作化された「髪結い伊三次捕物余話」シリーズで知られる。6度直...
うえじま‐おにつら【上島鬼貫】
[1661〜1738]江戸中期の俳人。摂津国伊丹の人。名は宗邇(むねちか)。通称、与惣兵衛。別号、仏兄(さとえ)・槿花翁(きんかおう)など。伊丹派の中堅として活躍。俳論「独(ひとり)ごと」、句文...
うえすぎ‐うじのり【上杉氏憲】
⇒上杉禅秀(うえすぎぜんしゅう)
うえすぎ‐かげかつ【上杉景勝】
[1556〜1623]安土桃山時代の武将。上杉謙信の養子。豊臣秀吉に仕え、会津若松120万石の領主、五大老の一人となった。関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れ、出羽米沢30万石に移封。
うえすぎ‐けんしん【上杉謙信】
[1530〜1578]戦国時代の武将。越後守護代長尾為景(ながおためかげ)の子。初め景虎(かげとら)・政虎、のち輝虎。永禄4年(1561)上杉憲政(のりまさ)から譲られて関東管領となり、上杉氏を...
うえすぎ‐さだまさ【上杉定正】
[1443〜1494]室町中期の武将。扇ヶ谷(おうぎがやつ)上杉持朝(もちとも)の子。太田道灌(おおたどうかん)に補佐されて兵威を振るったが、上杉顕定(あきさだ)の中傷を信じて道灌を暗殺。のち顕...