みなもと‐の‐よしつね【源義経】
[1159〜1189]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の九男。母は常盤(ときわ)御前。幼名、牛若丸。平治の乱後、鞍馬寺に入り、さらに奥州の藤原秀衡のもとに身を寄せた。兄頼朝の挙兵に応じて義仲を討...
みやけ‐こっき【三宅克己】
[1874〜1954]洋画家。徳島の生まれ。光風会の結成に参加。早くから水彩画に専念。
みやざわ‐きいち【宮沢喜一】
[1919〜2007]政治家。東京の生まれ。選挙区は広島。昭和17年(1942)大蔵省入省。サンフランシスコ講和会議などで活躍。同28年参議院議員当選。同42年衆議院議員に鞍替え。通産相・外相・...
みょうえ【明恵】
[1173〜1232]鎌倉初期の僧。華厳宗中興の功労者。紀伊の人。諱(いみな)は高弁。栂尾(とがのお)山に高山寺を開き、華厳宗興隆の道場とした。また、宋から栄西が将来した茶の栽培でも知られる。著...
みよし‐やすのぶ【三善康信】
[1140〜1221]鎌倉幕府初代問注所執事。法名、善信。母が源頼朝の乳母の妹であった関係から、伊豆に配流中の頼朝に京都の状況を報告。のち、鎌倉に招かれて問注所執事となった。
ミヨー【Darius Milhaud】
[1892〜1974]フランスの作曲家。フランス六人組の一人。多調・ポリリズム(多リズム)の手法を使って広い分野の作品を残した。作品に、ピアノ曲「ブラジルへの郷愁」「スカラムシュ」、バレエ音楽「...
ミルグラム【Stanley Milgram】
[1933〜1984]米国の心理学者。服従実験により、人が権威に服従する心理を研究・分析。1967年には、手紙を知り合いから知り合いへと転送することで見知らぬ人物まで届ける実験を行い、スモールワ...
ミルズ【Charles Wright Mills】
[1916〜1962]米国の社会学者。現代米国における強大な統治機構と大衆社会状況を批判的に分析。著「ホワイト‐カラー」「パワー‐エリート」など。
むがく‐そげん【無学祖元】
[1226〜1286]鎌倉時代、南宋から渡来した臨済宗の僧。弘安2年(1279)北条時宗の招きで来日。建長寺に住し、円覚寺を開山。無学派・仏光派とよばれ、日本禅宗に大きな影響を与えた。諡号は、仏...
むじゃく【無着/無著】
《(梵)Asaṅgaの訳》[310〜390ころ]インドの大乗仏教の論師。世親の兄。ガンダーラの人。初め小乗の僧であったが、弥勒(みろく)から空観(くうがん)を学んで大乗に転じ、瑜伽(ゆが)行・唯...