しまぞの‐じゅんじろう【島薗順次郎】
[1877〜1937]医学者。和歌山の生まれ。京大・東大教授。脚気(かっけ)がビタミンBの欠乏によることを発見。
しまだ‐ようこ【島田陽子】
[1929〜2011]詩人。東京の生まれ。11歳より大阪在住。はじめ小説を執筆、のち児童詩を多く発表する。大阪弁を効果的に使った詩が多い。詩集「大阪ことばあそびうた」「うち知ってんねん」など。
しゃか【釈迦】
《(梵)Śākyaの音写》 釈迦牟尼(むに)のこと。 1 古代インド、現在のネパール地方に住んでいた種族。釈迦の出た種族。シャーキャ族。釈迦族。 2 能面の一。仏を表す金泥塗りの大きな面...
しゃく【釈】
1 文章や語句の意味の解釈。 2 講釈・講談のこと。また、その演者。講釈師。 3 ㋐釈迦(しゃか)のこと。また、仏教に帰依したことを表すため僧が名の上につける姓。 ㋑真宗で、法名の上につける語。
シャノン【Claude Elwood Shannon】
[1916〜2001]米国の電気工学者・数学者。マサチューセッツ工科大教授。「通信の数学的理論」で情報伝送の数学的処理を体系化し、情報理論の創始者となる。情報量の単位ビットの概念を導入したことで...
シャブロル【Claude Chabrol】
[1930〜2010]フランスの映画監督。「美しきセルジュ」で監督デビュー。「いとこ同志」がベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞し、ヌーベルバーグの旗手として注目された。作「二重の鍵」「主婦マリーが...
シュタイン【Lorenz von Stein】
[1815〜1890]ドイツの法学者・社会学者。国家の社会政策による資本主義の発展を主張。渡欧した伊藤博文に憲法・行政法を講義したことで知られる。
しゅぼだい【須菩提】
《(梵)Subhùtiの音写。善現・空生などと訳す》釈迦十大弟子の一人。給孤独(ぎっこどく)長者の甥(おい)といわれる。争うことがなかったところから無諍(むじょう)第一、空の理解の深かったことか...
しょうかどう【松花堂】
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)のこと。 松花堂昭乗が晩年に京都に営んだ草庵。
しょうけい【祥啓】
室町中期の画僧。字(あざな)は賢江。号、貧楽斎。祥啓は諱(いみな)。建長寺の書記を務めたことから啓書記ともよばれる。芸阿弥に水墨画を学び、山水画にすぐれた。生没年未詳。