こ‐やおう【顧野王】
[519〜581]中国、南北朝時代の学者。呉(江蘇省)の人。字(あざな)は希馮(きふう)。南朝の梁(りょう)・陳に仕え、博学で、経史・天文地理に明るかった。「玉篇(ぎょくへん)」30巻を撰。他に...
こやま‐いとこ【小山いと子】
[1901〜1989]小説家。高知の生まれ。本名、池本イト。犯罪や社会問題を扱った大衆小説を女性の視点で描いた。「執行猶予」で直木賞受賞。他に「海門橋」「ダム・サイト」「皇后さま」など。
こやま‐きよし【小山清】
[1911〜1965]小説家。東京の生まれ。太宰治に師事。庶民の生活を描く短編小説を中心に執筆。太宰を回想する随筆も残した。作「落穂拾ひ」「朴歯(ほおば)の下駄」など。
こやま‐しょうたろう【小山正太郎】
[1857〜1916]洋画家。新潟の生まれ。川上冬崖(かわかみとうがい)・フォンタネージに師事。明治美術会の結成に参加。