メフメット【Mehmet】
(2世)[1432〜1481]オスマン帝国第7代スルターン。在位1451〜1481。コンスタンチノープルを攻略。東ローマ帝国を滅ぼし、征服王とよばれた。全アナトリア・バルカン半島を領土とし、黒...
メルロ‐ポンティ【Maurice Merleau-Ponty】
[1908〜1961]フランスの哲学者。後期フッサールの現象学に強い影響を受け、人間的主体としての身体をありのままに記述する独自の現象学を展開した。著「行動の構造」「知覚の現象学」「シーニュ」など。
メンガー【Menger】
(Karl 〜)[1840〜1921]オーストリアの経済学者。オーストリア学派の始祖。ジェボンズ・ワルラスとともに、ほとんど同時期に限界効用理論を確立、近代経済学の創始者の一人となった。著「国...
もうしょう‐くん【孟嘗君】
[?〜前279]中国、戦国時代の斉の公族。姓は田、名は文。一芸に秀でた客士数千人をかかえたことで知られ、戦国末の四君の一人に数えられた。秦の昭王に暗殺されかけたとき、狗盗と鶏鳴を得意とする食客に...
もうり‐もとなり【毛利元就】
[1497〜1571]戦国時代の武将。陶晴賢(すえはるかた)・大内義長・尼子義久らを滅ぼし、山陰・山陽10か国を領有する戦国大名となった。隆元・元春・隆景の三子に与えた一族団結を説く教訓は、三本...
もとおり‐のりなが【本居宣長】
[1730〜1801]江戸中期の国学者。国学の四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「...
モネ【Claude Monet】
[1840〜1926]フランスの画家。印象派の代表画家。同派の呼称は、その作品「印象‐日の出」に由来する。ほかに「睡蓮(すいれん)」など。
もぶ‐のりお【モブ・ノリオ】
[1970〜 ]小説家。奈良の生まれ。本名は非公開。さまざまな職業を転々とするなか、ロックバンドを結成、音楽活動を行う。祖母の介護体験をもとに描いた「介護入門」で作家デビュー、同作品で芥川賞受賞。
もり‐おうがい【森鴎外】
[1862〜1922]小説家・評論家・翻訳家・軍医。島根の生まれ。本名、林太郎。別号、観潮楼主人など。森茉莉の父。陸軍軍医としてドイツに留学。軍医として昇進する一方、翻訳・評論・創作・文芸誌刊...
もり‐こういち【森浩一】
[1928〜2013]考古学者。大阪の生まれ。同志社大教授。考古学と歴史学を結びつける古代学の見地から、古代地域文化の実証に尽力。三角縁神獣鏡の国産説を唱えたほか、陵墓に指定されている古墳を所在...