だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
ちゅうあい‐てんのう【仲哀天皇】
記紀で、第14代の天皇。日本武尊(やまとたけるのみこと)の第2王子。名は足仲彦(たらしなかつひこ)。皇后は神功(じんぐう)皇后。熊襲(くまそ)征討のため筑紫に行幸し、そこで没したという。
ちょう‐しわ【張志和】
中国、唐代の道士。水上にむしろを敷いて座し、酒を飲み、詩を詠じ、鶴に乗って昇天したという。画題とされる。生没年未詳。
つかはら‐ぼくでん【塚原卜伝】
[1489〜1571]室町後期の剣客。常陸(ひたち)の人。卜伝流(新当流)の祖。上泉伊勢守に新陰流を学び、流派を成したのち諸国を歴遊してその弘布に努めた。足利義輝(あしかがよしてる)・北畠具教(...
つき‐の‐いきな【調伊企儺】
[?〜562]古代の武将。百済からの渡来人の子孫。欽明天皇の時、新羅(しらぎ)との戦いで捕らえられ、新羅王をののしって殺されたという。
つつい‐じゅんけい【筒井順慶】
[1549〜1584]安土桃山時代の武将。大和筒井城主。山崎の戦いで、洞ヶ峠(ほらがとうげ)に陣を置き明智光秀・羽柴秀吉両軍の形勢を眺め、有利な羽柴方についたとされ、日和見(ひよりみ)主義の典型...
つねなが‐しんのう【恒良親王】
[1324〜1338]後醍醐天皇の第6皇子。名は「つねよし」とも。建武元年(1334)皇太子となり、建武政府が崩壊して同3年新田義貞らとともに越前金ヶ崎城に拠ったが斯波(しば)氏らとの戦いに敗れ...
てっかい【鉄拐】
中国、隋代の仙人。八仙の一人。姓は李。名は洪水。鉄のつえを空に投げて竜に変え、それに乗って去ったという。
テレジオ【Bernardino Telesio】
[1508〜1588]イタリアの哲学者。アリストテレス哲学に反対し、熱と冷という二つの原理によってあらゆる事柄を説明しようとした。
ディオゲネス【Diogenēs ho Sinōpeus】
[前404ころ〜前323ころ]古代ギリシャの哲学者。キニク学派、アンティステネスの弟子。世俗の権威を否定し、自然で簡易な生活の実践に努め、「樽の中のディオゲネス」と呼ばれた。アレクサンドロス大王...