よしもと‐たかあき【吉本隆明】
[1924〜2012]詩人・文芸評論家・思想家。東京の生まれ。次女は小説家の吉本ばなな。文学・大衆文化・政治・宗教など、広範な領域で評論・思想活動を行う。著書に「高村光太郎」「言語にとって美とは...
よしもと‐ばなな【吉本ばなな】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、吉本真秀子(まほこ)。思想家吉本隆明の次女。単行本「キッチン」に所収の「ムーンライト・シャドウ」で第16回泉鏡花文学賞受賞。他に「TUGUMI」「とか...
よしや‐のぶこ【吉屋信子】
[1896〜1973]小説家。新潟の生まれ。キリスト教的な理想主義や清純な感傷性によって多くの女性の支持を得た。作「地の果まで」「良人の貞操」「鬼火」「徳川の夫人たち」など。
よしゆき‐じゅんのすけ【吉行淳之介】
[1924〜1994]小説家。岡山の生まれ。「驟雨」で第31回芥川賞を受賞し、以降「第三の新人」の一人として活躍。他に「闇のなかの祝祭」「砂の上の植物群」「夕暮まで」など。
ヨセフス【Josephus Flavius】
[37ころ〜100ころ]ユダヤ人の歴史家。エルサレムに生まれる。ローマの捕囚となるが許され、のちローマ帝の側近として仕える。ローマに住み、ユダヤ史をギリシャ語で著述、「ユダヤ戦記」「ユダヤ古代誌...
よだ‐がっかい【依田学海】
[1834〜1909]漢学者・演劇評論家。江戸の生まれ。名は朝宗。字(あざな)は百川(ひゃくせん)、のちこれを本名とした。演劇改良運動に尽力。戯曲「吉野拾遺名歌誉」など。
よだ‐じゅんいち【与田凖一】
[1905〜1997]児童文学者・詩人。福岡の生まれ。旧姓、浅山。北原白秋に師事し、詩、童話、童謡、絵本を制作。詩集「野ゆき山ゆき」で野間児童文芸賞を受賞。他に童話「五十一番目のザボン」「十二の...
ヨッフェ【Adol'f Abramovich Ioffe】
[1883〜1927]ソ連の外交官。ドイツとのブレスト‐リトフスク講和会議ではソ連代表を務め、ドイツ・中国・日本などの大使を歴任。のち、トロツキー派として追及され、自殺。
よどや‐たつごろう【淀屋辰五郎】
江戸中期の大坂の豪商。宝永2年(1705)町人の分限を越えたぜいたくのため、所払いの刑を受けたという。浄瑠璃・歌舞伎などに脚色されている。生没年未詳。
よねざわ‐ひこはち【米沢彦八】
落語家。 (初世)[?〜1714]上方落語の祖。大坂の生玉(いくたま)神社境内で興行した仕方物真似で人気を博す。著作に「軽口御前男」「軽口大矢数」など。 (2世) 京都の落語家。祇園境内など...