てじま‐せいいち【手島精一】
[1850〜1918]教育家。駿河沼津藩士の子として生まれる。東京高等工業学校長・文部省実業教育局長。工業教育の開拓・普及に尽力し、徒弟学校・工業学校の創設を提唱した。
テスラ【Nikola Tesla】
[1856〜1943]米国の電気工学者。クロアチア生まれ。高圧交流発電に成功し、大電力の輸送技術の基礎を確立。高電圧を発生させるテスラコイルを創案。
てづか‐まこと【手塚真】
[1961〜 ]映像作家・映画監督。東京の生まれ。手塚治虫(おさむ)の長男。オリジナルビデオやコンピューターグラフィックス制作など映像関連の分野で幅広く活躍。映画監督作品に「星くず兄弟の伝説」「...
てらうち‐だいきち【寺内大吉】
[1921〜2008]小説家・僧侶・スポーツ評論家。東京の生まれ。本名、成田有恒(ゆうこう)。仏教への深い造詣を生かし、独特な哲学観に満ちた大衆小説を手がける。「はぐれ念仏」で直木賞受賞。他に「...
てらうち‐まさたけ【寺内正毅】
[1852〜1919]軍人・政治家。元帥・陸軍大将。山口の生まれ。教育総監・陸相・初代朝鮮総督を歴任ののち、大正5年(1916)首相となったが、同7年に米騒動で総辞職。 [補説]容姿が似ていたこ...
てらお‐ひさし【寺尾寿】
[1855〜1923]天文学者。福岡の生まれ。初代の東京天文台長。のち、東京物理学校(現東京理科大学)を創立。
てらさき‐こうぎょう【寺崎広業】
[1866〜1919]日本画家。秋田の生まれ。幼名、忠太郎。別号、天籟散人(てんらいさんじん)など。日本美術院の創設に参加。清新な山水画を多く描いた。
てらだ‐とらひこ【寺田寅彦】
[1878〜1935]物理学者・随筆家。東京の生まれ。筆名、吉村冬彦・藪柑子(やぶこうじ)など。地球物理学・気象学などを研究。また、夏目漱石に師事し、「ホトトギス」に俳句・写生文を発表。のち、独...
てらやま‐しゅうじ【寺山修司】
[1935〜1983]劇作家・歌人。青森の生まれ。早熟の歌人として才能を示したが、のち劇団「天井桟敷」を主宰して前衛演劇活動を展開。歌集「空には本」、戯曲集「血は立ったまま眠っている」など。
テルトゥリアヌス【Quintus Septimius Florens Tertullianus】
[160ころ〜222ころ]ローマ時代のキリスト教神学者。カルタゴ生まれ。「三位一体」をはじめ、多くのラテン的キリスト教用語を定めた。著「キリストの肉について」など多数。