のぶとき‐きよし【信時潔】
[1887〜1965]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルク=シューマンに師事。作品に「海行かば」など。
のむら‐こどう【野村胡堂】
[1882〜1963]小説家・音楽評論家。岩手の生まれ。本名、長一。「銭形平次捕物控」などで大衆文学の新生面を開く一方、「あらえびす」の筆名で「ロマン派の音楽」なども執筆。
ハイネ【Heinrich Heine】
[1797〜1856]ドイツの詩人・批評家。ドイツの反動的政策を痛烈に批判し、フランスの七月革命を契機に、1831年パリに亡命。愛と革命の詩人とよばれる。詩集「歌の本」「ロマンツェーロ」、長詩「...
ハウプトマン【Gerhart Hauptmann】
[1862〜1946]ドイツの劇作家・小説家。自然主義作家として出発し、ドイツ近代劇の確立に貢献。のち、ロマン主義的、象徴主義的立場に移行。1912年ノーベル文学賞受賞。戯曲「日の出前」「織工」...
ハズリット【William Hazlitt】
[1778〜1830]英国の批評家・随筆家。英国ロマン主義批評を代表する評論家の一人。シェークスピア劇や英国の詩人を論じた評論で知られる。著「時代の精神」「シェークスピア劇人物論」「英国詩人講義...
ハーン【Otto Hahn】
[1879〜1968]ドイツの化学者。放射性トリウム・アクチニウムなどを発見し、1938年、F=シュトラスマンと中性子によるウランの核分裂を発見。1944年ノーベル化学賞受賞。
バイロン【George Gordon Byron】
[1788〜1824]英国の詩人。社会の偽善を痛罵(つうば)・風刺し、生の倦怠(けんたい)と憧憬(しょうけい)をうたいあげ、ロマン派の代表者となる。欧州各国を放浪、ギリシャ独立戦争に参加して病死...
バビット【Irving Babbitt】
[1865〜1933]米国の批評家。ルソー流の自然主義・ロマン主義に反対し、古典的精神の復活を主張。著「新ラオコーン」「ルソーとロマン主義」など。 [補説]書名別項。→バビット
パガニーニ
《Niccolò Paganini》[1782〜1840]イタリアのバイオリン奏者・作曲家。ロマン主義音楽の名人芸的演奏の先駆者で、その技巧は秘術的とさえいわれた。作品にバイオリン曲「二十四の...
ひき‐よしかず【比企能員】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。通称、藤四郎。武蔵国比企郡の豪族で、源頼朝の乳母比企禅尼の養子となる。娘若狭局が2代将軍頼家の子一幡(いちまん)を産み、外戚として権勢を振るった。頼家とともに北条...