バフチン【Mikhail Mikhaylovich Bakhtin】
[1895〜1975]ソ連の文芸学者。幅広い知識のもとに近代の文学論の狭隘(きょうあい)さを指摘、言語学・民俗学・歴史学などにも大きな影響を与えた。作「フランソワ=ラブレーの作品と中世・ルネサン...
フォーキン【Michel Fokine】
[1880〜1942]ロシア生まれの舞踊家・振付師。数々の名振り付けでモダンバレエの方向を確立した。パブロワのために振り付けた「瀕死の白鳥」は有名。のち、米国に帰化。
ミハイロフスキー【Nikolay Konstantinovich Mikhaylovskiy】
[1842〜1904]ロシアの思想家。ナロードニキ運動の代表的理論家として雑誌「祖国雑記」「ロシアの富」に多くの評論を執筆。著「進歩とは何か」など。
レールモントフ【Mikhail Yur'evich Lermontov】
[1814〜1841]ロシアの詩人・小説家。プーシキンの死を悼む詩「詩人の死」で名声を博す。以後、自由・行動への渇望、深い倦怠(けんたい)などをうたった。決闘により死亡。叙事詩「悪魔」、小説「現...
ロマノフ【Mihail Fyodorovich Romanov】
[1596〜1645]ロシア、ロマノフ朝の初代皇帝。イワン4世の甥の子。1613年ゼムスキーソボール(全国会議)によりツァーリ(皇帝)に選出され即位。農奴制を強化。
ロモノーソフ【Mikhail Vasil'evich Lomonosov】
[1711〜1765]ロシアの科学者・文学者。質量不滅の法則を発見するなど、広い分野で多くの業績がある。また、ロシア文語の先駆者で、作詩理論を発展させ、頌詩(しょうし)・詩劇などの作品も残した。