ゆう‐みり【柳美里】
[1968〜 ]小説家・劇作家。神奈川の生まれ。在日韓国人二世。劇団東京キッドブラザースに入団。女優・演出助手を務める。のち「魚の祭」で岸田国士(くにお)戯曲賞を当時の最年少記録で受賞。小説「家...
ゆうりゃく‐てんのう【雄略天皇】
記紀で、第21代天皇。允恭天皇の皇子とされる。名は大泊瀬幼武(おおはつせわかたけ)。大和朝廷の勢力を拡大。478年、宋に使いを送った倭王武に比定する説がある。
ゆ‐えつ【兪樾】
[1821〜1906]中国、清末の考証学者・文人。徳清(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は蔭甫(いんほ)。号、曲園。王念孫・王引之父子の学風を継ぎ、経書・諸子を研究。著「群経平議」「古書疑...
ゆえんさい‐ていりゅう【油煙斎貞柳】
⇒鯛屋貞柳(たいやていりゅう)
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三男らと協力して中間子理論を展開。その後、非局所場の理論、素粒子の統一理論へと発展...
ゆきさだ‐いさお【行定勲】
[1968〜 ]映画監督。熊本の生まれ。初の劇場公開作品「ひまわり」で頭角を現し、金城一紀原作の「GO(ゴー)」で各映画賞を受賞、国内外で高い評価を受ける。代表作「世界の中心で、愛をさけぶ」「北...
ゆき‐しげこ【由起しげ子】
[1900〜1969]小説家。大阪の生まれ。本名、伊原志げ。旧姓、新飼。「本の話」で小谷剛とともに戦後初の芥川賞受賞。他に「警視総監の笑ひ」「女中ッ子」「沢夫人の貞節」など。
ゆぎょう‐しょうにん【遊行上人】
時宗(じしゅう)で、総本山遊行寺の歴代の住職。特に、開祖の一遍(いっぺん)をさす。
ユクスキュル【Jakob Johann Uexküll】
[1864〜1944]ドイツの理論生物学者。人間中心の見方を排し、動物には生活主体として知覚し働きかける固有の環境、環世界があると説き、行動生物学への道を開いた。
ゆげ‐の‐どうきょう【弓削道鏡】
⇒道鏡(どうきょう)