カモンイス【Luís Vaz de Camões】
[1524〜1580]ポルトガルの詩人。バスコ=ダ=ガマのインド航路発見を軸とする愛国的大叙事詩「ウス‐ルジーアダス」により、偉大な国民的詩人とされる。
グラナダ【Fray Luis de Granada】
[1505〜1588]スペインの宗教思想家。ドミニコ会士。主著「罪人の導き」は、慶長4年(1599)日本でも「ぎやどぺかどる」の題名で翻訳、出版された。
ゴンゴラ【Luis de Góngora y Argote】
[1561〜1627]スペインの詩人。初期は平明な詩をつくったが、のちに難解な作風に転じた。独特な表現法は「ゴンゴリスモ」と呼ばれ、後世のスペイン文学に大きな影響を及ぼした。作「ポリフェモとガラ...
サン‐シモン【Louis de Rouvroy, duc de Saint-Simon】
[1675〜1755]フランスの政治家・作家。公爵。ルイ14世晩年の宮廷生活を描いた「回想録」は有名。
フロイス【Luis Frois】
[1532〜1597]ポルトガルのイエズス会宣教師。永禄6年(1563)来日、織田信長の信任を得て畿内・九州で布教にあたった。布教のかたわら、「日本史」を著し、長崎で没した。
ブニュエル【Luis Buñuel】
[1900〜1983]スペイン生まれの映画監督。シュールレアリスムの影響を受け、パリで前衛映画「アンダルシアの犬」を制作。以後、特異な作品を発表。作「小間使の日記」「昼顔」など。
マンフォード【Lewis Mumford】
[1895〜1990]米国の都市研究家・文明批評家。世界の都市の歴史を考察して現代の巨大都市の非人間性を批判したほか、技術論を軸とした幅広い文明批評を展開した。著「都市の文化」「歴史の都市 明日...
モルガン【Lewis Henry Morgan】
[1818〜1881]米国の人類学者・社会学者。アメリカ先住民のイロコイ族の養子となり彼らの親族組織・制度を研究。エンゲルスなどに影響を与えた。著「古代社会」。モーガン。
ルイセンコ【Trofim Denisovich Lïsenko】
[1898〜1976]ロシアの生物学者・農学者。植物の発育段階説を唱え、春化(しゅんか)処理法を研究。旧ソ連時代に環境条件によって獲得した形質は遺伝するという学説を発表し、スターリンの支持を得て...
ルイ‐ナポレオン【Louis-Napoléon】
⇒ナポレオン