つじ‐りょういち【辻亮一】
[1914〜2013]小説家。滋賀の生まれ。早稲田大学在学中に「黙示」を創刊。戦後、中国共産党軍の手榴弾(しゅりゅうだん)工場に徴用された経験を描いた「異邦人」で芥川賞受賞。他に「修道者」「挽歌...
ツタンクアーメン【Tutankhamen】
⇒ツタンカーメン
ティエン‐ハン【田漢】
⇒でんかん(田漢)
とう‐けんそ【湯顕祖】
[1550〜1616]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじょう)。号、若士・清遠道人。詩文では、古文辞派の主張に反対した。代表作は戯曲「還魂記」「南柯記(なん...
ともの‐かしゅう【友野霞舟】
[1791〜1849]江戸後期の漢詩人。江戸の人。昌平坂(しょうへいざか)学問所教授、甲府徽典館(きてんかん)学頭。字(あざな)は子玉。霞舟は号。野村篁園(こうえん)に学び、昌平坂学問所の関係者...
ないとう‐じょうそう【内藤丈草】
[1662〜1704]江戸前期の俳人。蕉門十哲の一人。通称、林右衛門。別号、懶窩(らんか)・仏幻庵など。尾張犬山藩士。出家して京にのぼり、芭蕉に師事。句風は軽妙洒脱。著「寝ころび草」など。
にしき‐まさあき【西木正明】
[1940〜2023]小説家。秋田の生まれ。本名、鈴木正昭(まさあき)。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「凍(しば)れる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホ...
にんがい【仁海】
[951〜1046]平安中期の真言宗の僧。和泉(いずみ)の人。小野流の始祖。通称、小野僧正・雨僧正。高野山で修行し、京都醍醐寺の元杲(げんごう)に師事、小野に曼荼羅(まんだら)寺(のちの随心院)...
はく‐きょい【白居易】
[772〜846]中国、中唐期の詩人。太原(山西省)の人。字(あざな)は楽天。号、香山居士。「新楽府(しんがふ)」など、平易流暢(りゅうちょう)な詩で、もてはやされた。日本の平安文学に影響を与え...
はしもと‐おさむ【橋本治】
[1948〜2019]小説家・イラストレーター。東京の生まれ。学園闘争中の東大の駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん…」で話題を呼び、イラストレーターとしての活動を始める。のち小説・随筆・評...