アーサー‐おう【アーサー王】
5〜6世紀ごろの伝説的なブリトン王。ケルトの地に侵入するサクソン人を撃退したとされ、配下である円卓の騎士とともにさまざまな物語が作られた。→アーサー王伝説
クレチアン‐ド‐トロワ【Chrétien de Troyes】
[1135ころ〜1185ころ]中世フランスの韻文物語作家。アーサー王伝説に基づいて数々の恋と冒険の韻文詩を書き、騎士道物語に新境地を開いた。作「ランスロまたは車上の騎士」「ペルスバルまたは聖杯物...
ハルトマン‐フォン‐アウエ【Hartmann von Aue】
[1165ころ〜1215ころ]中世ドイツの宮廷詩人。アーサー王伝説に取材した長編叙事詩「エーレク」「イーベイン」、宗教的題材を扱った短編「グレゴリウス」「哀れなハインリヒ」など。
マロリー【Thomas Malory】
[?〜1471]英国の文人。アーサー王伝説を集大成した散文物語「アーサー王の死」を著し、近代英文学にも大きな影響を与えた。